2002年度谷和原村手話奉仕員養成講座カリキュラム作成<第25回>1/9(木)講座カリキュラム(案)

<本日のメニュー>

講座 日程 内  容 テキスト
25 19 1/09 手話奉仕員場面別会話練習3「社協イベント」
⇒変更「修了テスト模擬試験1」
第11講座「同時性…両手の活用と繰り返し」
26 20 1/23 手話奉仕員場面別会話練習4「役場の手続き」
⇒変更「修了テスト模擬テスト2」
第12講座「代理的表現…指を使った代理」
27 21 2/13 「手話奉仕員として大切にしたいこと」木下 お休み
28 22 2/27 修了テスト;読み取り&手話表現 文法テスト
29 23 3/06 修了テストの解説 修了式

1.修了テスト模擬試験1

■今回は、総復習のために「NPO手話技能検定協会」が行っている「手話検定」6級の試験問題をやってみました。
■「NPO手話技能検定協会」については、全日ろう連からも『「手話技能検定協会」と「手話検定」なるものについての当面の見解』が示されています。(リンク先は厚木市聴覚障害者協会のホームページです。)
■また、最近読んだ「全通研がわかる本」シリーズvol.1「人を見る目 社会を見る目」(全国手話通訳問題研究会)の中でも宮崎の満平一夫さんが次のように書かれています。
<手話技能検定と百万本のバラ>
  ろうあ者との心の二人三脚で長い道のりを歩んでいこうとする私ですが、今年の3月に「手話技能検定協会」が第1回手話技能検定を行い、全日本ろうあ連盟は「当面の見解」を示しています。一方、検定協会も「当協会の見解」をホームページ上で公開しています。各支部においても、この技能検定に対する見解を打ち出すところも出ています。宮崎支部としての見解は出していませんが、このような動きは以前からある程度予測はできました。
  全国都道府県で30年以上にわたり手話の講習会が開かれてきましたので、手話への理解も関心もずいぶんと広がっています。最近では郡部の町でも手話講習会が開かれ、毎週熱心に手話の学習を行っています。しかし、宮崎県内を見ても44市町村の中で約半数の市や町でしか手話の講習会は開かれていません。30年も経った今でも、手話講習会の広がりだけが、すなわち、ろうあ者の幸せにつながるとはいえません。
  少なくとも、ろうあ協会や全通研、手話サークルの関係者はすべての市町村に住むすべてのろうあ者が幸せであるためにエネルギーを結集してきました。これからも続けます。それはなぜか。私たちは手話がその場限りで終わるものでなく、多くのろうあ者の歴史を受け継いでおり、その歴史を絶やすことなく、未来へ引き継いでいくことを基本としているからです。ろうあ者一人ひとりに人生があるように手話にも人生があります。その一つひとつをしっかりと支援していくことはとても大切なことです。
  技能検定協会の見解の中にこんなことばがありました。「・・・今ひとつの誤解は、手話ができることが聴覚障害者理解にそのままつながるものではないということです。手話を知ることは聴覚障害理解への窓口で、手話をより深く知るたびにより深く理解が進みますが、すべてを知ることはできません。……」とあります。
  すべてを理解するための人生を送ることが手話通訳者の道のりと思う私には異論の箇所です。
  五月の代議員会で近藤事務局長が「なぜ一万人会員なのか」の問いに対して、「たとえば、百万本のバラのようにたくさんという意味」と逆に分からなくなる答弁をしましたが、私の考えも同じです(私は上手い説明だと思ったのですが)。一人ひとりのろうあ者が大好きで人生をともに歩む私たちには、やはり「一本一本のバラに思いを込めて、一万、二万と確実に渡していきたいと思っています」。その思いをつなげていくことで、研究誌75号のグラビアで伊東運営委員長が言われた「手話も腰」を養おうではありませんか。
                       (宮崎支部機関紙2001年6月 No40)
■こうした批判を承知の上で、あえて手話技能検定協会の試験問題を使ってみたのです。その理由は「取りあえず使ってみなきゃいいか悪いか分からない」と考えています。
■というのは、全日ろう連の基礎テキストを読んでも、今ひとつ基礎課程の全体像が見えてこないからです。手話もろうあ問題も、あれもこれもと盛りだくさんなテキストだとは思うのですが、結局、どんなレベルをめざしているのかが分かりません。そこで今回「技能検定協会」のテキストに書かれた「6級出題範囲」を活用してみました。
受講生回答用紙講師用出題用紙 (いずれもPDFファイル)

2.テキスト

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