2002年度谷和原村手話奉仕員養成講座カリキュラム作成<第21回>11/14(木)講座カリキュラム(案)

1.本日の日程は・・・

日程 内容 テキスト
12 9/26 復習1…ろう教育 第5講座「主語の明確化1…位置・方向」
13 10/10 復習2…ろうあ運動 第6講座「主語の明確化2…位置・方向」
14 10/24 復習3…手話通訳制度と養成制度 第7講座「主語の明確化3…指さし」
15 11/14 復習4…その他(バリアフリー等) 第8講座「主語の明確化4…身体の向き」

19:00〜会話練習

西尾;すみませんが、私は耳が聞こえません。電車が止まっているけど、何があったのですか?

木下;藤代駅あたりの踏み切りで自動車と衝突事故があったらしいです。先に放送がありました。

西尾;そうですか。あと何分くらいで動くのですか?

木下;さっきの放送ではいつ動くかはまだ見込みがないそうです。

西尾;困ったな。

木下;でも千代田線は走っているようですよ。今の時間なら取手駅までの電車が走っています。

西尾;どうもありがとう! 助かりました!

木下;気をつけて

<進め方1−講師による手話表現を受講生は読み取る>

1.まず講師二人が表現
2.受講生が読み取って、どの程度理解できたかを質問
3.もう一度繰り返して、さらに読み取り → 理解できたか質問
4.さらにもう一回繰り返す。 → 分からなかった部分を質問
5.受講生は分からなかった部分の手話を真似て表現して講師に質問する。「この表現の意味は?」
6.質問に答える → 「これで、その他の部分は全部分かりますね?」
7.4回目の手話表現(受講生読み取り) → 「みんな分かりましたね?」

<進め方2−解説>

8.1文1文、手話表現を解説
9.解説の中に、関連単語の解説を加える。
10.会話文を板書して、受講生同士で表現練習

19:40〜20:00

<聴覚障害問題解説>

「生活の中で聞こえない人が困ること」をみんなで考えてみよう!

<参考図書> 手話通訳がわかる本

伊東雋祐いとう しゅんすけ、小出新一こいでしんいち 監修
全通研編集・中央法規出版
1800円
2001.9.1発行 
 第1章 私たちは、こんなことで困っています。
      −聴覚障害者の暮らしとコミュニケーション
       ・ 朝、どうやって起きるの?
       ・ 朝食の時間
       ・ 電子レンジの「チン」
       ・ 玄関のチャイムのこと
       ・ 近所とのつき合い
       ・ お店では
       ・ 食堂・喫茶店にて
       ・ FAX(ファックス)のこと
       ・ 家族団らんでのコミュニケーション
       ・ 聞こえる子どもが手話通訳
       ・ どうやってことばを覚えるの?
       ・ 教育について
       ・ 仕事のこと
       ・ 医療関係のこと
       ・ 警察・消防署(交通事故や急病人)
       ・ 老人ホームのこと
       ・ 旅のこと

20:00〜20:10

・休憩

20:10〜

<テキストの学習>

・第8講座「基本文法 主語の明確化4…身体の向きを変えて表現してみましょう」

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