2002年度谷和原村手話奉仕員養成講座カリキュラム作成<第15回>8月22日(10)カリキュラム(案)
1.<復習>前回の会話文をもう一度練習します。(30分間;19:00〜19:30)
- 受講生の表現ビデオを見る。
- 手話表現について、もう一度ポイントを解説。
- 二人一組で練習。(多少間違えてもかまいませんので、会話文をできるだけ覚えてしまいましょう)
- グループ内で発表しあって、お互いの表現をチェック。
2.本日の会話練習(1時間;19:30〜20:30)
- 今日の会話例文は、これ。
- まず、担当の受講生2名に会話を表現してもらいます。他の受講生は、読み取り。
- 受講生が、ある程度読み取れるまで繰り返し。
◆手話単語チェック
- 読み取っていて分からなかった手話単語を受講生が質問。 → 講師が解説。
- 関連する手話単語を講師が補足説明。
◆会話文解説
- 会話文のプリント配布
- 会話文について講師が解説(「こう表現した方がより分かりやすい」 部分があれば、表現を修正)
◆会話文表現練習
- まず、講師と一緒に全員で表現練習
- 次に、二人一組で、表現練習
- グループ内で二人づつ、発表。お互いにチェックする。
3.基本文法の学習(20:30〜21:00)
本日のテーマ「第4講座 表情・強弱・速度を工夫して表現しましょう」テキスト12〜13頁
- 例1「できる」・・・手・顔・身体の表情をつけることで、多様な表現ができます。
- 自信を持って「できる」
- 少しは「できる」かも・・・
- 「できるよ!」
- 例2「高い」・・・表情や強弱・速度をつけることで、多様な表現ができます。
- ちょっと「高く」ない?
- けっこう「高い」んだね。
- すっごい「高く」んだよぉ〜。
- メッチャ目茶「高い」んだからぁ〜。
- 今日の会話に出てくる基本文法のポイント
- 目がとっても赤かったでしょ!
- 手術は大変?
- あっという間に終わった
- とっても美しく見えるわ
- シミもよく見える
- 遠くの景色
- 近くは見えにくい
- 手話の辞書が見にくい
- 私は大丈夫よ、メガネなしで。
<練習してみましょう。>
1)細い線、普通の線、太い線
2)小さい○、普通の○、大きい○
<ビデオを見ましょう>
父 ; おいしそうだな。いっぱいあるなあ。
母 ; ええ。今日、みんなで採った貝よ。大きいの小さいの、いろいろあるけどね。
父 ; 大きいのはオレ、小さいのは正樹に食べさせたらいいね。
母 ; まあ! でも、正樹、夢中になって採ってたわね。
今日は、疲れたでしょう。ご苦労様。
父 ; うん、いつもなら1時間くらいでスイスイ行けるのに、5月の連休で渋滞していて3時間もかかったよ。
母 ; 本当にお疲れ様。でも、子ども達もとても喜んでいたね。
父 ; そうだな、また行こう!
<表現して見ましょう>
- やさしいお父さんだーい好き。でも、怒ったお父さん大嫌い。
- この店のカレーは、普通の辛さ、ピリ辛、ゲキ辛と好みの辛さで食べられます。
次回、9月12日(木)第11回は、通常の学習はお休みし、長編ドキュメンタル・アニメーション映画「どんぐりの家」を見る予定です。
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