2002年度谷和原村手話奉仕員養成講座カリキュラム作成<第4回シラバスの作成>

(5)シラバス=授業計画です。
  1. コースの目標
    1. 手話の基本文法(厚生省カリキュラム)+手話の学び方のポイント
    2. 聞こえない障害の理解(障害者福祉、聴覚障害者福祉制度、ボランティア活動)
    3. 仲間作り
  2. 講師に関わる情報
    1. 基本はこのホームページに公開
    2. インターネット環境のない方は、FAXまたはお手紙でご質問ください。
    3. なんとか「講座ニュース」を作りたいと思います。
  3. スケジュール(各回の内容、参考書籍、授業時間外の活動)
    1. ホントは最初に配らないといけないのですが・・・。ゴメンナサイ。
    2. 5月の連休中には完成の予定だったのですが・・・。<(_ _)>
    3. 茨城県の手話通訳者養成の準備が重なりまして・・・。次回5/23には、必ず・・・。
    4. 授業時間外のイベント情報も、何らかの形でお知らせしていきたいと考えています。
  4. 受講資格(必要な知識・スキル、資格)
  5. 評価にかかわる情報(基準、評価方法、試験について)
    1. 「修了時には、試験をやりましょう。」と社協の担当者と話してます。
    2. 奉仕員ですので、あくまでも「日常会話」と「ろう者と一緒に活動できる」ことを「試験?」する予定です。(^_^;)
  6. 教材について(テキスト、補助教材、参考図書、参考ホームページ) 
    1. テキストは、オーソドックスに「手話教室 基礎(厚生省手話奉仕員養成講座−基礎課程対応)」(全日本ろうあ連盟・1100円+税)としています。わざわざ「を使っています」と書いてないのは、「をベースに」という利用の仕方だからです。
      基礎課程では「基本文法」を学ぶことになっているのですが、このテキストに書かれた「文法」の整理の仕方には、若干「?」を感じています。それは、昔ながらの「手話通訳するときに、この日本語をどう手話に言い換えるか?」「このように通訳すると、分かりやすいですよ。」という整理なのです。手話そのものの規則性が、分類され、順序立てて書かれているとはいえないと(僕は)思うのです。
      その上、学習体系としても、「手話から入る」というスタンスが弱く、「ろう者の手話から学び取ろう」という姿勢があまり感じられないのです。むしろ「上手な手話通訳者の手話表現から教わろう」的な構成になってしまっていると(僕は)思いますが、みなさんいかがでしょうか?
    2. 補助教材については、まず最初にお示ししたのが、アンケートにも書きました「手話・日本語大辞典」(竹村茂・廣済堂出版・3800円+税)です。英和辞書のように、手話→日本語という形式の(私が知る限りでは)唯一の手話辞典です。語学の勉強にはやはりまず辞書だと思います。全日本ろうあ連盟の「日本語・手話辞典」が王道ですが、高い(18,500円!)うえに重い!です。
    3. 聴覚障害者問題を知るための参考書としては、筑波大学の白澤さんの「聴覚障害学生サポートガイドブック」をお薦めします。この本については、いずれ別に詳しくご紹介します。
◆ホントは、このページには、全23回の詳細な「授業計画(シラバス)」が掲載されていなくてはならないのですが、5月8日(水)現在「まだできてない」状態です。第3回目の授業を明日に控えて、こんなことでは講師失格なのですが、今年はいろいろ原点に返って考えてみようと思って毎回ウンウンうなりながら知恵を絞っていますので、どうか今しばらくお待ちください。<(_ _)>

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