建設運動NOW991118

ろう重複障害者の生活と労働の家「たましろの郷」建設運動の今@

 これまでどうしてこのコーナーがなかったのか?と自分でも不思議なくらいです。
 「たましろの郷建設運動」は、いよいよ佳境に入ってきました。
 このコーナーでは、「たましろの郷」建設運動を巡る「今」をお伝えします。

第1回99年11月18日(木) 青梅市からついに『行政同意書』交付!
第2回99年11月19日(金) 11.21街頭宣伝活動にご協力を!
第3回99年11月21日(日) 錦糸町駅前で街頭宣伝スタート、30名が参加。
第4回99年12月12日(日) 「12月12日都内4ヶ所街頭宣伝実施!」
第5回99年12月19日(日) 街頭宣伝第二弾。池袋には34名が参加!手話歌もあり。
第6回2000年1月16日(日) 街頭宣伝第3弾は、新宿一点集中! でも反省だらけ。
第7回2000年2月11日(金) たましろフェスタinなかの 大成功!

 第一回目は、まず何よりも嬉しいニュースから。
 本日たましろの郷後援会から以下のFAXが入りました。

「本日11月18日午前9時、待ちに待った施設建設の『行政同意書』が、田辺青梅市長より交付されました。
 思えば昨年末、施設建設予定地の長渕連合自治会さんから第1関門であった『建設同意書』をいただきました。
 直ちに第2関門となる関係自治体の青梅市に対して、地元聴覚障害者協会や手話サークルさんのご支援を得て「受け入れに”同意”してください」と、粘り強い陳情を積み重ねてまいりました。
 財政難や介護保険の導入などによって『福祉』が必ずしも”聖域”とはなり得ない厳しい現状の中にあって、市長を始めとする青梅市当局のご理解とご支援に深き感謝の意を表し、各位と共に喜びを分かち合いたく思います。

 残るは東京都に対して要請した『平成12年度施設整備計画』事業が予算化され、国庫金の『交付内示』を待つだけとなりました。

 後援会関係者各位におかれましては、今後とも変わらぬご支援・ご協力の程、お願いします。
1999年11月18日  『たましろの郷』設立委員会 代表 花田克彦」

 嬉しいですね。
 交渉が始まった頃、青梅市は介護保険の影響を図りかね、たましろの郷建設のお願いに対して「当面の間新規施設は受け入れない」との方針でした。
 青梅市の態度を聞いて「地域の同意がやっと得られたと思ったら今度は自治体か」と僕自身かなり落ち込んだ時期もありましたが、設立委員会の方々の粘り強い交渉が実を結んだのですね。本当に嬉しいです。
 いよいよ、残るは東京都・石原知事です。そして「なんとしてもあと半年で1億5千万円」なのです。
 施設建設認可のためには、自己資金として3億円あまりが必要であり、これまでめざす会や後援会が一生懸命に貯めてきた資金をかき集めても、まだ1億5千万円不足しているのです。

 今こそ東京の聴覚障害者に関わる全ての仲間の力を結集して、このお金を作り出さなければならないと思います。
 1億5千万円なんて気の遠くなる金額ですが、大阪でも埼玉でも同じように頑張ってきたのです。そして実現してきたのです。決して東京にできないはずはありません。

 仮に、我々の運動に積極的に賛同してくれる仲間が3000人いたとしても一人5万円を集める必要があります。けれども、この3000人の仲間たちがそれぞれ2人ずつの賛同者を得ることができたなら9000人。一人1万6,666円の負担。3人にお願いできたら一人1万2,500円の負担です。4人にお願できたなら、一人1万円で済むのです。
 こんな計算はネズミ講に等しいものかもしれませんが、このページを読んでくださったアナタが、もしこの運動に賛同してくださるのなら、是非冬のボーナスから(景気が悪くて出ない人もいるかもしれませんが)何とか1万円をたましろの郷に寄付していただけないでしょうか。

 寄付の受付先は、郵便振替口座「たましろの郷後援会」宛てにお願いいたします。
 口座番号は、00110−5−611430 です。
 「たましろの郷特別寄付」とお書き添えの上、お名前・連絡先住所・電話FAX番号を書いてお申し込みください。

 専用の振込用紙もあります。ご連絡いただければ至急郵送します。
 メールは、ここをクリックしてください。

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