■手話通訳士試験に挑む<第2回−その2>■
2004.01.17.sat
2004.02.12.thu(一部修正)
2.何を勉強したらいいか?(後半)
(1)手話通訳士一次試験の概要
(2)一次試験の出題範囲
・実は一次試験は第11回目の試験(平成11年度)から科目が変更になっています。(士試験は平成元年にスタートしましたので、回数がそのまま平成の年度を表しています。)したがって、過去問などを読むときも第10回以前の問題については、現在の出題範囲のどこに該当するかを意識して勉強する必要があると思います。
第1回〜第10回 |
|
第11回〜第15回 |
試験時間 |
問題数 |
聴覚障害者と社会 |
→ |
障害者福祉の基礎知識 |
90分 |
20問 |
→ |
聴覚障害者に関する
基礎知識 |
20問 |
手話通訳のあり方 |
|
手話通訳のあり方 |
90分 |
20問 |
ことばのしくみ |
→ |
国語 |
国語 |
→ |
20問 |
手話の基礎知識 |
|
手話の基礎知識 |
30分 |
20問 |
(3)一次試験の出題傾向
・一次試験の出題範囲は、先ほどの情文センターのホームページにある「試験案内」を読めば分かりますが、実際にどのような内容が問題になっているのか?いわゆる「出題傾向」を予めつかんだ上で勉強計画を立てると良いのではないでしょうか?
・それには、「手話通訳士試験 傾向と対策−手話通訳士試験合格への道」の巻末にある「参考資料5 過去の設問の傾向と分類」を分析するのが一番良いと思います。今日はちょっと時間がないので、次回以降に資料作りをやってみたいと考えています。
・例えば、
No |
大項目 |
中項目 |
出題年 |
01 |
障害者の権利宣言 |
「障害者の日 |
平成04 |
02 |
障害者対策に関する新長期計画 |
|
平成05 |
こんな感じで各試験科目ごとに、項目と出題年を整理したいと考えています。
・「障害者福祉の基礎知識」の出題傾向は、こちら
(4)受験勉強の進め方(学習スケジュール案)
・一つは、二次試験(実技試験)のための勉強との兼ね合いという問題がありますが、とりあえずここでは一次試験に絞って考えたいと思います。
・試験科目が3教科5科目あるので、当面1月1科目をテーマにして勉強会を進めていこうと思います。
・1月は「障害者福祉の基礎知識」を中心に勉強会を行う予定です。
・2月以降のテーマは、
2月 |
国語(第13回〜第14回) |
3月 |
手話の基礎知識(〃) |
4月 |
聴覚障害者に関する基礎知識(〃) |
5月 |
手話通訳のあり方(〃) |
6月 |
障害者福祉の基礎知識(2回目)(〃) |
7月 |
過去問を行う。(第11回〜第12回) |
8月 |
過去問をやった結果を振り返って、
理解不十分な部分をチェックする。 |
9月 |
昨年の過去問(第15回)をやる。
各科目の重要項目の暗記に全力投球! |
・今、一生懸命あれこれ思案中です。 →第3回学習スケジュール参照
(5)二次試験対策との兼ね合い
・今回は、一次試験対策ということなので、二次試験のことは全く考慮してないのですが、当然平行して二次試験対策もやっていかなければ一発合格は難しいですよね。
・このサイト上では、今年はとても余裕がないので一次試験対策オンリーで進めていきますが、何か情報とかアイデアなどありましたら、掲示板上で情報交換しませんか?
・今は、せたつむりをご覧になる方自体がとても少ないので、士試験を受験される方もほとんどいらっしゃらないと思いますが、将来的に、もっとこのサイトが充実できたら、士試験受験者の情報交換の場みたいになれたらいいなと思っています。
(6)参考資料等
・「手話通訳技能認定試験傾向と対策−手話通訳士試験合格への道」にも最後に「参考図書」が掲載されていますので、これを基準にするのが一番よいのではないでしょうか。(amazon.comから申し込めば2〜3日で宅急便で届きます。)
・ただ、福祉系の書籍は出版数が少ないためか単価が高いんだよねぇ〜。
・具体的な書名等の紹介は第4回に。
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