茨城県手話通訳問題研究会(略称=茨通研;いばつうけん)のページ

・「茨通研」は、全国手話通訳問題研究会(略称=全通研)の茨城県支部です。
 このページでは、茨通研に関わる様々なテーマを取り上げていきたいと思います。

1)全通研って、何?;まずは、親分である「全通研」のことをご紹介します。

<1>概略
 ・聴覚障害福祉と手話通訳者の社会的地位向上をめざして、手話や手話通訳、聴覚障害者問題に関する研究や運動を行う全国組織です。
 ・聴覚障害者の全国組織である「全日本ろうあ連盟」と常に協力し合って活動しています。、
<2>組織形態
 ・京都に本部があり、各都道府県に支部があります。茨通研は、やすらぎに事務所を置いています。
 ・個人会員制であり、経験年数や通訳活動を行っている・いないに関わらず、誰でも加入できます。
<3>財政
 ・茨通研会費1000円を含めて2002年度会費は9000円です。
<4>主な活動
 ・全国手話通訳問題研究集会(夏は講義形式の集会)
 ・全国手話通訳問題研究討論集会(冬は討論集会;2002福島、2003神奈川)
 ・全通研学校
 ・以上のほかに、茨通研独自の活動があります。(下の<2>行事の項を参照)
<5>研究誌;年4回「手話通訳問題研究」という機関誌を発行しています。会員には無料で送られてきます。
 ・「特集一覧
 ・「各種連載記事もくじ
<6>その他の出版活動
・全通研ホームページ⇒こちら

2)茨通研って、何?

<1>概略
・茨城県手話通訳問題研究会(茨通研;いばつうけん)
・事務所
    〒310-0844 水戸市住吉町349-1 茨城県聴覚障害者福祉センター「やすらぎ」内
    電話029-248-0029/029-248-0871 Fax029-247-1369
・会員数=164名(全国19位、でも対人口比では42位) → 全通研会員数ランキング一覧
<2>行事
・戦争体験をみる・・・ろう者を招き戦争体験をみる
・茨通研のつどい・・・毎年秋頃開催
・その他・・・健康問題や試験のための事前学習会など開催
<3>機関誌「WA!」
・毎月、機関誌を発行しています。内容もどんどん充実してきています。(最近のもくじは、こちら
・茨通研ホームページ⇒こちら

3)なぜ、茨通研(全通研)に参加することが大切なのでしょうか?

Q;「全通研(茨通研)なんて、会費高い割に、なんかメリットないしぃ〜」
A;茨城では、県登録の手話通訳者が集まる茨通協(茨城県手話通訳者協会)がありますが、登録試験にまだ合格していない方や、地域ボランティアとして活動している仲間達が「手話通訳問題」を共に考えていける場所といったら、茨通研よりほかにないっすよ!
Q;「でもぉ〜、手話通訳問題なんて、なんか難しそうだし、私は登録手話通訳者を目指してるワケでもないしぃ〜」
A;なんのなんの、全通研には、専従手話通訳者から初心者まで全国で手話に関わる1万名の仲間達が集っているのですよ。その中には地域で地道な活動をしていらっしゃる方もいれば、テレビに出演しているような有名な手話通訳者もいらっしゃるのです。
Q;「そお言ってもぉ〜、手話通訳者養成講座・応用/実践コースに通っている人だってほとんど入ってないんでしょう?」
A;う〜ん、確かに平成14年度の受講生17名中、茨通研会員は4名なんです。でも、みんな「手話通訳問題」に関心ないわけじゃないです。ただ、これまで「茨通研に入ろう!」って誘ってくれる人に出会わなかったから、茨通研(全通研)のこと、あまり知らなかっただけなんじゃないかな。
Q;「そうねぇ〜、確かに手話だけ学んでいても、なかなか上手になれないし、なんか足りないなぁ〜って、薄々感じてたんだよねぇ〜」
A;そうなんです。手話という言葉を学ぶことは、ろう文化を学び理解することなんです。「言葉は文化」ですから、ろう文化の発展=手話学習の深化につながるのです。
 全通研では「現在のろうあ運動は、何をめざしているだろうか?」といった課題意識をもって、ろう文化の理解・啓蒙を行うと共に、全日本ろうあ連盟の行うろう運動に協力し、ろう文化の発展のために積極的に活動している運動団体でもあるのです。
Q;「でも、やっぱ9000円は、高いよぉ〜。茨通研に入ってもあんまり変わらないんじゃなぁ〜い?」
A;茨通研って、入会して黙っていたら、機関誌と研究誌が送られてくるだけですよね。でも、茨通研を面白くするのはあなた自身なのです。
 研究誌には、「今、一番の聴覚障害問題は、どんなことだろうか?」という情報が掲載されています。あなたの興味を広げ、勉強するきっかけがあるのです。(研究誌の読書会やってみるとか…)
 また、茨通研機関誌「WA!」には、県内の仲間達の活動の様子や、地元で抱えてる悩み・問題意識をエッセイ等で読むことができたりします。(地域としての問題発見)
 あるいは、「茨通研のつどい」や「全通研集会」への参加を通じて、直接仲間達と交流し、意見交換し、学ぶこともできます。(全県的・全国的交流による視野の拡大) 
Q;「変わるかなぁ〜?」
A;とにかく一度入ってみましょう。そして一緒に考えてみませんか?
 「手話を学ぶって、いったいどんな意味があるんだろう?」とか「手話通訳とは、なんだろうか?」とか。
 そんな問いかけを一人一人が自分の胸の内に向かって尋ねてみることができるのが、茨通研に入る一番のメリットだと僕は考えているのです。
 今からでも全然遅くありません、全通研に入りましょう! 茨通研で聞こえない人と共に学びましょう! そして、全通研が全日本ろうあ連盟とともに全国の仲間達に問いかけている様々な課題(問い)に対し地域の仲間達と共に大いに議論し、一生懸命考え、悩んでみましょう!
 会費9000円は確かに高いけれど、ひと月750円を払えば全国の仲間とつながることができるのです。 日本のトップレベルで必死で手話通訳のことを考えている人たちの生の声を聞くチャンスが得られるのです!

茨城県下で手話を学ぶ皆さん、全通研(茨通研)に入ろう!

・入会申込みは、「茨通研ホームページ」をご覧ください。

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