木のつぶやき
2002年12月16日(月)

「おはよう茨城」のこと

・「おはよう茨城」のことは、これまでに2回書いた。

・実はあと1回10月7日(月)にも「星のふるさと美和村」を撮っている。(今年度という意味では4月22日(月)「笠間芸術の森公演」もありました。)

・ここんとこ自分が通訳担当だったので、振り返る余裕もなかったのですが、今回はメイン通訳が、若手のN嬢ということで、ここぞとばかり先輩風吹かせて偉そうにあれこれ思いつくこと「説教」ぶってきました。

・人に話すというのは、自分の考えていることが表面化(言語化)されて、逆に客観的に見えてくることがありますよね。僕もこれまで「おはよう茨城」って、「こんなアバウトな通訳でいいのかしら?」、とか「準備日程きつ過ぎて満足な準備できないよな」とか感じながらも、自分の担当こなすのに精一杯で、「おはよう茨城」全体の通訳保障について考えることなどありませんでした。

・今回、S嬢の通訳につき合って、初めてこんなことを考え、茨城の仲間にメールしました。

「おはよう茨城」手話通訳者懇談会を年度内に行いませんか?

 みなさまご無沙汰しています。木下です。
 今日、おはよう茨城の収録(通訳;Sさん)に行ってきました。
 
 現在、おはよう茨城は、1.MSさん、2.MNさん、3.SOさん、4.木下、5.ANさん、6.KUさん+7.KSさん(サポートのみ)で回っています。
 年間24回放送ですから一人あたり通訳4回、サポート3回ちょっとです。
 
 今後ですが、○○さんの出産、△△さん・××さんの卒業を考えると、来年度の体制は少し早めに組んでおいた方が良いのではないかと思います。
 
 そこで提案なのですが、年明けにでも、士支部+通訳担当に加わっていただいているOさん、Nさん、そして茨聴協に参加いただき、これまでの「おはよう茨城」手話通訳の取り組みを総括すると共に、今後のあり方を考える懇談会を一度設けてはどうかと思います。
 
 というのも、
 1.「おはよう茨城」は報告書もなく、毎回やりっぱなしになっている。
 2.通訳者同士では毎回反省を行っているが、それが次回に引き継がれていないし、茨聴協にもフィードバックされていない。
 3.全通研でも、今や「テレビ手話通訳」は一つの分科会になっているほどの重要課題であるにもかかわらず、茨城では個人受けに近い取り組みになっている。
 
 と感じているからです。
 そこで、
 1.放映された番組のビデオ保存+報告書の提出・保管⇒できれば茨聴協に毎回チェック(簡単な講評)を加えていただきたい。
 2.茨聴協への報告は、できれば担当者7名全員にもフィードバックされるようなシステムが望ましい。例えば専用ホームページへの掲載等。
 3.「おはよう茨城」の通訳活動を集団での取り組みにするための、年に1〜2回の懇談会(担当通訳者、士支部、茨聴協)を持ち、視聴しているろう者の声をまとめたり、簡単なアンケートをやったり、テレビ通訳のあり方についての意見交換、あるいは他県での取り組みについて講師を招いて学習会をする、次の通訳スタッフを養成するための研修会を行う、

等の集団的取り組みが必要ではないかと感じるのですが、いかがでしょうか?

・例えば、今日なんか

など感じてメモしてきています。

・でも、「おはよう茨城」は報告書も書かないので、前任者の引き継ぎというものがないのです。「こりゃいかんな!」と痛感し、上記のメールとなったわけです。

・これからボチボチ「おはよう茨城」についてもなんかまとめて書いていきたいと思っています。

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