<茨城県広報テレビ番組「おはよう茨城」の手話通訳について考える>

 現在、茨城県では県の広報テレビ番組「おはよう茨城」(毎週日曜・朝6時45分〜7時)について、第2週・第4週の放送に手話通訳を付けています。
 これまで僕も何回か手話通訳を担当してきましたが、どうしても「個人受け」的になってしまい、反省点もその回限りになってしまっていました。
 そこで、今、担当手話通訳者及び茨城県聴覚障害者協会に対して、「おはよう茨城担当手話通訳者懇談会」の開催を呼びかけています。
「おはよう茨城」手話通訳者懇談会を年度内に行いませんか?−2002.12.16(月)−

 みなさまご無沙汰しています。木下です。
 今日、おはよう茨城の収録(通訳;Sさん)に行ってきました。
 
 現在、おはよう茨城は、1.MSさん、2.MNさん、3.SOさん、4.木下、5.ANさん、6.KUさん+7.KSさん(サポートのみ)で回っています。
 年間24回放送ですから一人あたり通訳4回、サポート3回ちょっとです。
 
 今後ですが、○○さんの出産、△△さん・××さんの卒業を考えると、来年度の体制は少し早めに組んでおいた方が良いのではないかと思います。
 
 そこで提案なのですが、年明けにでも、士支部+通訳担当に加わっていただいているOさん、Nさん、そして茨聴協に参加いただき、これまでの「おはよう茨城」手話通訳の取り組みを総括すると共に、今後のあり方を考える懇談会を一度設けてはどうかと思います。
 
 というのも、
 1.「おはよう茨城」は報告書もなく、毎回やりっぱなしになっている。
 2.通訳者同士では毎回反省を行っているが、それが次回に引き継がれていないし、茨聴協にもフィードバックされていない。
 3.全通研でも、今や「テレビ手話通訳」は一つの分科会になっているほどの重要課題であるにもかかわらず、茨城では個人受けに近い取り組みになっている。
 
 と感じているからです。
 そこで、
 1.放映された番組のビデオ保存+報告書の提出・保管⇒できれば茨聴協に毎回チェック(簡単な講評)を加えていただきたい。
 2.茨聴協への報告は、できれば担当者7名全員にもフィードバックされるようなシステムが望ましい。例えば専用ホームページへの掲載等。
 3.「おはよう茨城」の通訳活動を集団での取り組みにするための、年に1〜2回の懇談会(担当通訳者、士支部、茨聴協)を持ち、視聴しているろう者の声をまとめたり、簡単なアンケートをやったり、テレビ通訳のあり方についての意見交換、あるいは他県での取り組みについて講師を招いて学習会をする、次の通訳スタッフを養成するための研修会を行う、

等の集団的取り組みが必要ではないかと感じるのですが、いかがでしょうか?
 このメールに対して、すでに茨聴協を始め、何人かの方から「是非やりましょう」とのお返事をいただいています。
 そこでこの懇談会の準備の意味も含めて、このページでは、「おはよう茨城」の手話通訳問題を中心に広く「テレビ手話通訳」について考えていきたいと思っています。
放送テーマ 手話通訳担当 備考
01 2002.07.15 木のつぶやき 「大和ホースパーク」 木下
02 2002.09.09 木のつぶやき 「茨城県防災航空隊」 木下
03 2002.12.16 木のつぶやき 「やっぱりヒラメは常磐もの」 N嬢 サポート=木下
04 手話文法研究所
ホームページ
テレビ放映に伴う手話通訳者への指導方針 (財)全日本ろうあ連盟
05 2003.01.20 サイエンスの旅 木下 サポート=白澤さん
06 2003.05.25 おは茨紹介

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