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■手話通訳士試験に挑む<第8回>■
2004.01.17.sat
(1)出題基準
手話通訳を行う者は,聴覚障害の特性と聴覚障害に起因するさまざまな問題を理解していないと適切な通訳ができない。また,聴覚障害者の社会参加を促進するために,福祉,教育,労働等の領域でなされているさまざまな取り組みを知っておく必要があるので,次の各項目等について出題する。 1 聴覚障害の基礎知識 ア 聴覚障害とその特性 ろう,難聴,障害の原因,聞こえの程度など イ 聴覚障害に起因する生活上の諸問題 コミュニケーション障害,情報障害,生活障害など ウ 聴覚障害と重複障害 重複障害の現状など 2 聴覚障害者の福祉と運動 ア 聴覚障害者福祉の現状 聴覚障害者福祉の歴史,現状,動向など イ 聴覚障害者運動の現状 聴覚障害者運動の歴史,現状,動向,課題など 3 聴覚障害者の自立と社会参加 ア 聴覚障害者と教育 学校教育,職業教育,生涯教育 イ 聴覚障害者とコミュニケーション方法 手話,口話,筆談など ウ 聴覚障害者と社会生活 聴覚障害者の就労など エ 聴覚障害者と援助サービス 補助具,社会的資源,援助活動など
(2)基本参考書・問題集
・最低でもこれだけは必ず読み切ろうという参考書と問題集を決めてはどうでしょうか。
参考書 問題集 全体 「手話通訳技能認定試験傾向と対策
−手話通訳士試験合格への道」手話通訳士試験模範解答集
(日本手話通訳士協会)障害者
福祉「障害者福祉概説」(明石書店)
「障害者福祉の世界」(有斐閣)− 聴障者
福祉国語 通訳
あり方手話
(3)参考資料
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No タイトル 主な内容 どんな勉強ツールがあるのか?
How?テキストや参考書、問題集など
ネットや新聞、テレビなどの受験情報収集5 科目別1「障害者福祉の基礎知識」 社会福祉全般についての基礎的な教養 6 科目別2「国語」 (1)発音、(2)単語、(3)文法、(4)文字、(5)表現法、(6)文章読解の6項目
いろいろな「問題を解く訓練」。
いい参考書や問題集を見つけること7 科目別3「手話の基礎知識」 「分解写真による手話を読み取る」こと
「地域のろう者はまず使っていないと思われるような珍しい手話の読解」
全通研の研究誌巻頭の分解写真による手話
NHK手話ニュースなどのチェック8 科目別4「聴覚障害者に関する基礎知識」 2002年・2003年あたりの日聴紙
MIMI9 科目別5「手話通訳のあり方」 全通研の研究誌
日本手話通訳士協会機関誌「翼」
(4)その他の情報源
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第2章聴覚障害者に関する基礎知識
@聴覚障害の基礎知識
ア聴覚障害とその特性(ろう,難聴,障害の原因,聞こえの程度など)
【聴覚生理と音のしくみ】
92-04-社08 音の強さの単位(dB)
93-05-社05 音声の高周波成分の無声子音の識別への影響
93-05-社11 人工内耳のしくみ
93-05-社14 耳の各器官の働き
93-05-社19 加齢による聴力の変化
93-05-社20 普通時会話音声の音圧
94-06-社07 音の伝達と聴覚の機構
94-06-社08 聴力の年齢変化
94-06-社13 音声によるコミュニケーションの重要な周波数
95-07-社16 気圧変化による聴力の変化
96-08-社09 マスキング現象
98-10-社12 人工内耳の特社
00-12-聴11 蝸牛の損傷
02-14-聴13 音の伝達と聴覚の機構
【難聴に関する事項】
92-04-社06 伝音声難聴と補聴器の効用
92-04-社07 疾患と難聴の関係
93-05-社12 感音声難聴者の補聴器使用時の注意
93-05-社16 ろう学校に在籍する児童生徒に多い感音性難聴
94-06-社01 人工内耳全般に関して
95-07-社11 人工内耳装着手術後の訓練
95-07-社15 感音性難聴の特徴
96-O8-社03 感音性難聴の種類
97-09-社13 老人性難聴の特徴