■手話通訳士試験に挑む<第1回「勉強計画(案)」>■

2004.01.15.thu

はじめに

1.どんな風に勉強をしたらいいのか?

 そもそも手話通訳士試験は、どうやったら合格できるのでしょうか?
 一般的な資格試験だと、いろいろな予備校とか通信講座、あるいは試験攻略本がたくさんあります。
 けれども、手話通訳士試験の場合は、

(1)予備校
国立身体障害者リハビリテーションセンター学院(手話通訳専門職員養成課程・2年制)が唯一の公的な学校になると思います。(「学院のページ」に詳細が掲載されています。)
・もちろん茨城県手話通訳士養成講座!と言いたいところですが、今のところ一次試験対策はやってません。東京なんかでは一次試験対策もやってるはずです。今度情報を仕入れますネ。
・私立の学校となると関東では「世田谷福祉専門学校」に手話通訳学科があります。
(2)通信講座
・「生涯学習のユーキャン」(米内山さん忍足さん監修の「手話入門講座」)

 いずれにしても茨城では、なかなか有効な勉強手だてがないのが現実です。

 そこで「谷和原村手話通訳士一次試験対策塾」を立ち上げ1月中旬からスタートさせることにしました。
 とりあえず3名で自主勉強会を始めます。場所は私の自宅です。参加費は無料(コピー代等の実費負担あり)ですが、「手話通訳士試験 傾向と対策−手話通訳士試験合格への道」を基本に勉強していこうと思っているので、参考書は必要に応じて自費購入していただくことになります。

 こんなことを書くと「茨城県手話通訳士支部としてキチンとやるべきだ」というご意見をいただくかもしれませんが、今の自分にできるレベルを考えると、自主的勉強会が精一杯なのです。わざわざ事前打合せをする余裕もありませんし、遠くまで出かけていく時間もありません。他の士仲間も同じような多忙な状況ですが、「一次試験対策もやれるといいね」という声は以前から出ていますので、いずれ県レベルでも実現できたらいいなと思っています。

 実は、世田谷にいたときに手話サークルの若いメンバー2人に声をかけて個人的な士一次試験対策勉強会をやったことがあります。1997年のことです。主に過去問を解きながら、関連資料を読み合わせるようなシンプルな勉強会でしたが、二人は無事一次試験を突破しました。
 今回も、宅建の予備校で自習室を貸してくれたような感覚で集まって、一定時間みんなで自習するだけでも良いのではないかというくらいの軽いつもりで始めます。当面月1回のペースでやっていこうと思っています。

 そして、この「谷和原村手話通訳士一次試験対策塾」のための準備の様子や実際の学習会の様子をせたつむり上でお伝えすることによって、いずれは「web版手話通訳士一次試験対策塾」のようなページを作れたらいいなあと考えているのです。
 年賀状で京都の友達からも「今年、士受ける」という話しなんかもあって、いずれ全国の受験仲間の情報交換(掲示板とかね)なんかもできたらいいなと思っています。

 社会福祉士には、そんなサイトがすでにばっちりあります。「保健福祉介護の総合情報サイト「ウェル」」を見ると掲示板の充実ぶりにも驚かされます。

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