木のつぶやき
2003年10月28日(火)

某資格試験勉強顛末(その1)

 4月から某資格を取ろうと思い立ちまして、学校に通いました。ちょうど雇用保険の教育訓練給付の補助率が5月から4割に下がるという話しもあって、4月中に申し込めば改正前の8割の補助が受けられて12万円の講座も2万4〜5千円くらいの負担で行けるというセコイ考えもありました。

 この講座に通って、手話通訳士試験がいかに「受験勉強環境の整っていない試験」かということを痛感しました。と同時にそれだけ「マイナーな資格」なんだなぁ〜ということも感じました。

 そして、もう一つ痛感したのは「世の中の人は、ものすごい勉強してる」んだなぁ〜ということです。大変な勉強量です。

4月総合本科生・平日夜クラス

 学校は、基本的に毎週月・木の夜6時50分から9時20分までの2時間30分授業です。4月3日に開講し10月9日までの45回講座。112時間30分ですから12万円として時間単価1,066円。うわっ、意外と安いんですね。1クラス40名くらいだったのかな。1,066円×2.5時間×40名=106,600円/回。まあ、1回あたりこれくらい入れば内容充実できるよね、なんちゃって。

 のっけからお金のことばかり書いて恐縮ですが、12万円にはテキスト・問題集4冊代、全国模試の受験料も含まれていました。また、講座の中に基礎答練という内部模試が4回、直前答練という試験直前対策模試が4回ありました。これだけでも結構お得感ありました。

 また、最初に書いたように雇用保険の教育訓練給付制度を使うと、後から(キチンと修了すれば)8割が戻ってきます。(平成15年5月に制度が変わって4割に下がってしまいました。) 従って僕は実質的に2万6千円くらいでこれらの試験勉強が出来たわけです。これは非常に大きかったですが、それ以上に「受験勉強」めちゃめちゃ大変でした。

テキスト・問題集のこと

 別にテキストが立派だからいいってわけでもありませんが、ものすごいボリュームです。(「答練」=模擬試験)

民法等基本テキスト 251頁 民法等トレーニング(過去問題集) 245頁223問
基礎答練(民法1)&解説 12頁25問
基礎答練(民法2)&解説 10頁25問
宅建業法基本テキスト 199頁 宅建業法トレーニング(過去問集) 245頁223問
基礎答練(宅建業法)&解説 13頁25問
法令上の制限テキスト 192頁 法令上の制限トレーニング(過去問集) 207頁167問
その他関連知識テキスト 113頁 その他関連知識トレーニング(過去問集) 131頁115問
基礎答練(法令・その他)&解説 12頁25問

 これらが「基本テキスト」で、これにプラス

解法テクニック講義問題編&テキスト(第1回民法等) 50頁 ポイントの要約と重要問題の解き方の解説本
解法テクニック講義問題編&テキスト(第2回民法等) 49頁
応用答練第1回(民法等) 15頁30問
解法テクニック講義問題編&テキスト(第3回宅建業法) 54頁
応用答練第2回(宅建業法) 15頁30問
解法テクニック講義問題編&テキスト
(第4回法令上の制限・その他関連知識)
43頁
応用答練第3回(法令・その他) 15頁30問
法改正点レジュメ 42頁 直近の法律の改正点を解説
直前対策講義テキスト 121頁 試験直前の各分野需要論点のまとめ

 があり、さらに試験直前問題集として

直前答練第1回(総合問題)問題編&解説編 25頁50問
直前答練第2回(総合問題)問題編&解説編 25頁50問
全日本答練(全国模試) 24頁50問
直前答練第3回(総合問題)問題編&解説編 25頁50問
直前答練第4回(総合問題)問題編&解説編 25頁50問

 という8冊のテキストをもらいました。

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 (ここんとこ、書くことたくさんあるので、後日書きます。−つづく−)

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