木のつぶやき | ![]() |
2003年3月11日(火) |
戦争反対!
2月末から地元「絹の台自治会」の総会資料作りに追いまくられ、さっぱり更新できませんでした。全70頁の総会資料原稿を昨日ようやく印刷屋さんに回すことができました。しかも、そのすぐあとに原稿の訂正が入って、今朝一番で印刷屋さんに電話して作業を止めてもらい、夕方、差し替え原稿を渡して一息つくことができました。
ところが、そんなことで5時以降「ジチカイ」に振り回されている間に、仕事の方も年度末でハチャメチャに忙しくなってきてしまって、それに追い打ちをかけるように人事異動の発表。僕自身は変わらないのですが、直属の上司を含め総務課6名の内半分の3名が異動になる「異常事態」。その上、総務部長も替わることになってエライことになってます。
偉くもなってないし、もちろん給料もこれまでと変わらないのに、仕事が3倍くらいになりそうです。そんなわけで谷和原村手話講習会の講師はお断りしなければならなくなってしまいました。谷和原で講師をするには月2回の5時定時退社が必須条件なのですが、これからはとてもそんなわけにはいかなくなりそうなのです。
そんな些末な僕の身の回りから、一気に目を世界に向けてみると、「世の中」たいへんなことになっていますね。私もメールチェックするたびに田中宇さんのメールマガジンで、アメリカとイラクの情勢を勉強していますが、何とか戦争を回避し「平和的話し合い」で解決の道を探って欲しいと思います。
先日、日本でも、イラクへの武力攻撃開始反対の集会、デモが行われたことがテレビや新聞で大きく報道されていましたね。僕は、今はなかなかそんな場所に出掛ける時間が持てないので、取りあえずこの「せたつむり」上から”戦争反対”を叫びたいと思います。
私が戦争反対する理由は、国連が「イラクが大量破壊兵器を保有しているかどうか調べるため」の査察を行っているにもかかわらず、「保有している」と決めつけて、しかも査察でも未だに何の「保有している」根拠も見つからないのに、武力攻撃を開始するのは、どう考えても理屈に合わないからです。少なくとも「保有している」現場を突き止めてそこを先制攻撃しようというならまだしも、何も見つからないのです。
これが高校生のケンカなら明らかに「因縁を付けている」と判断されるでしょう。「おまえナイフ持ってんだろう!正直に出せよ」って言いながら、相手が出し渋っている間に先にこっちから刺しちゃうようなもんです。北朝鮮の戦闘機がアメリカの偵察機に異常接近したことも盛んに報道されましたが、アメリカが北朝鮮の回りに偵察機をバンバン飛ばしていたことは「北朝鮮のミサイル発射を監視するため」とさらっと報道されているわけです。しかし、あれはどうひいき目に見ても「アメリカが北朝鮮を挑発している」としか思えません。
日本こそ、まず「平和的な解決」に向けて最大限の努力をしなければならないにも関わらず、マスコミは「アメリカ追随・戦争支持」という情報を垂れ流し続けています。私たち一人一人が自分の頭で考え、できるだけいろいろな立場の人から情報を集めて、「僕の」「私の」意思表示をしていくことが大切だと思います。
〔参考〕 田中宇さんのメールマガジンで、大変面白い記事がありましたので、2つばかりご紹介します。
●3月5日「反戦に動き出したマスコミ」
●3月11日「イラク侵攻とドル暴落の潜在危機」
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