木のつぶやき 我が家の玄関もクリスマス・バージョンに
2002年12月25日(水)

若い人たちへ

・このところ少々オーバーワーク気味。腕も重いし、肩も凝る。通訳者養成の実践課程が始まり、毎週その準備に追われています。しかも初めての通訳者養成・実践課程で、何をやるにも手探りであるにも関わらず、気持ちとしては精一杯の準備をして少しでも役に立つ講座にしたいという思いも強くて、結果的にアイデア倒れというか、キチンとやりきれずに終わってしまっている面もあって、力不足を痛感しています。

・今日は、クリスマスだというのに、チャイルドの「保育プラン」っていう幼稚園の先生向けの雑誌に載せる手話歌のイラスト解説資料を作っていて、もう夜中の3時。仕事もあと2日だからと思ってちょっと無理しちゃってる感じです。でも、小さな子ども達が手話に触れ合うチャンスだと思うと、やっぱ必死に「いいものを」と思って作業にも力が入っちゃうワケです。

・それから最近「凝って」るのが、web上のグループウェア。イントラネッツという会社が無料で貸してくれるグループウェアで、登録したメンバー内で会議室や伝言板をもてるものです。いろいろなところで出会った若い人たちとweb上のおしゃべりをしています。まだ雑談の域を出ませんが、日常的に話しをするだけでもいろいろ話題が広がって、そこで得た刺激をまた「せたつむり」に反映させたりしています。

・僕は20才の2月に手話に出会いました。あれから18年(ホント?!(>_<))。僕が最初に手話サークル「運動」を教わった五十嵐さんの年よりきっと上になっているんだろうなと思います。でも、今の僕は、当時の五十嵐さんのように若い連中に「勇気を与えること」ができているだろうか? 若い人たちの「やる気を引き出す存在」になれてるだろうか? ちょっと自信がありません。 僕自身がまだまだ勉強不足・経験不足を反省するばかりで余裕がないのです。

・僕は、いま茨城の手話通訳者養成に関わっていますが、正直言って毎回「力不足」を痛感して、気持ちがメゲそうになります。これまで手話「通訳」学習をサボってきたツケが回ってきてるのですが、それでも僕は一生懸命気持ちを奮い立たせて自分の持っているわずかな知識や経験を若い人たちに伝えていこうと思っています。開き直って言えば「中身より、若い世代へメッセージを送ろうという姿勢が大事」だと考えているのです。僕が勉強しきれなかった不十分さや後悔の気持ちも一緒に、後輩達に贈ろうと思っています。

・実は、昨日、高校の同級生から「メリークリスマス!」ってメールをいただきました。「せたつむりも時々読んでるよ」って、かわいいツリーのイラストと一緒に贈ってくれました。僕は、すごく嬉しくて、そいでもってちょっと勇気づけられて、「僕も冴えないながらも頑張ってるからねぇ〜」と思って、このweb上から皆様へメッセージを送りたいと思います。共に学び、共に育ち合って、共に素敵な世の中を築いていきましょう! メリークリスマス!

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