木のつぶやき |
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2002年7月16日(火) |
相変わらず活気あふれるたんぽぽでした。
「お宅には1年前に2回ほどお会いしましたネ。」
手話通訳グループで勉強してる時、隣の方からこんな風に言われてしまった。(-_-;)
総会の時期(あれ、4月に入ってからだったかな?)に一度参加したから、それほどでもないのですが、やっぱ「お久しぶりぃ〜ネェ〜」状態でした。知らない顔ばかり・・・。
本日は、グループ別学習でした。私は「手話通訳グループ」に参加。先日行われた平井さんというプロボウラーの講演会のビデオを見て、聞き取り通訳練習をしました。
- 1回目は、取りあえずビデオの音声を聞いて、それぞれ手を動かす(通訳してみる)。
- そして、「どんなところがやりにくいか(表現しにくいか)」考えてみる。
- 講演内容を書き起こしたプリントを配布。内容と自分の考えた手話表現を再度チェックしてみる。
- そして、もう一度ビデオの音声を聞きながら、各自通訳練習してみる。
ここまでは「手話通訳の学習」という視点から取り組むよう指示がありました。
そして、次からは「表現の工夫を考える」という観点から、もう一度それぞれの手話通訳表現をチェックしてみましょう、ということになりました。
- グループに分かれて、もっとも良い表現(通訳)を考えてみる。
- グループで練った手話通訳表現の中で、もっとも工夫を凝らした点、あるいは、とても苦労した点などを発表する。
- グループの発表を踏まえて一人一人が通訳表現する。(これは時間がなくて、「グループの人全員が同時にやる」という方法になりました。)
講演内容が、実に「講演チック」で(当然ですが・・・)、話の展開を読みにくくて、非常に難しい課題(教材)でした。あの話をいきなりライブで聞いて手話通訳するのは、相当シンドイなあと感じましたが、ビデオに映っていたN君はなかなか落ち着いた手話通訳ぶりでした。あれでもっと、「ろう者に伝えよう」って姿勢が前面に出てくるといいんだけどなぁ〜。通訳を見てくれてるろう者に通じているかどうか?チェックしながら表現する姿勢が足りないように感じました。
おっと他人の通訳批判は、余計なお世話でした。ゴメンゴメン、N君、気を悪くしないでね。
<通訳学習の反省>
- 自分は、プリント見る前にもう少し何度か繰り返して表現練習する必要があった。内容がつかめなかったので、安易にプリントに頼ってしまった。
- プリントを読んでしまったがために、どうしても「原稿にとらわれた」表現になってしまったり、逆に意訳しすぎてしまった。
- 久しぶりということもあって、なかなか相互チェックを気合い入れてできなかった。(遠慮してしまった。)
<報告>
- 各学習グループの本日の学習内容の報告(入門・会話・通訳)・・・入門グループは、食べ物の手話表現だって。最後に、先日たんぽぽのメンバーがアメリカ旅行へ行ったときの話を聞いた。(DEAF WAYUに参加したとか・・・羨ましいネ) こんな風に日常的な例会の中でアメリカ帰りの話を聞けちゃうところが、たんぽぽのパワーだよねぇ〜。
- デフ・パペの公演「オルフェス」が、三茶であります。7月31日(水)14時と19時の2回。世田谷パブリックシアターにて。チケットは全席自由で3000円。庄崎さんご本人がいらしてPRに立ちました。感激!すかさずチケットをゲットしました。詳しくは、http://www.deaf-puppet.or.jp/
<反省会>
- 例会後、今日の学習と報告の読み取り通訳について、反省会が行われました。通訳グループのメンバーが集まって、30分ほど一人一人反省。すっごいパワーだ!
久しぶりのたんぽぽは相変わらず元気でした。何と言っても、ろう者が主役になって手話学習をリードしているのがいいよね。来週は交流会と「例会内相談会」とのこと。