木のつぶやき | |
2000年5月7日(日)晴れ |
ゴールデン・ウィークいかがお過ごしでしたでしょうか?
連休中にもっと「せたつむり」をガンガン更新するぞーと思っていたのですが、引っ越し後の資料整理に以外と手間取って、結局1週間ぶりの更新になってしまった。
でも、この間に、これまで片づけようと思ってたことをいくつか整理できて、僕としては珍しく「中身のある」GWとなった。
一つは、3月26日に参加した「第1回茨城県ろう教育フォーラム」のろう重複分科会のメモを作成した。パソコンでノートを取ったので、すぐにUPしようと思っていたのが、1ヶ月以上も延びてしまった。取りあえず、WORD版を作って、参加されていたろう重複の仲間の親御さんに届けた。主宰は茨城県聴覚障害者協会なので、記録をそのままUPする訳にもいかないので、いずれ要点をまとめて、ご報告したい。
その「お届け」をきっかけに、親御さんの一人とお会いし、お話しを伺うことができたのが、このGWの「収穫(?)」の二番目。2時間ほど、いろんなお話しを聞いた。私の甘っちょろい「ボランティア精神」なるものが吹っ飛ぶ2時間だった。僕にいったい何ができるの?とメゲそうになったけど、そうやって僕のような若輩者にも辛い経験を丁寧に話してくださる親御さんの熱意を、どんな形でもいいから、お返ししたい。そう感じた。
実は、この「せたつむり」もそうした経験の前には、何の力もないじゃないか?と思った。けれども、当面僕の戦う道具といったら、「書くこと」くらいしか、思い当たらない。ただのサラリーマンで、残業だらけで、長距離通勤で、何の役にも立てそうにないけど、深夜にこうして「書く」ことによって、誰かに何かを伝えていけたら、と思う。
三番目のGWトピックは、日本手話通訳士協会の定期総会に出席したことだ。5月5日こどもの日だ。「こんな日に全国から集まってくる人の気が知れん」と平成7年度に手話通訳士に登録してから一度も行ったことがなかったが、今回、茨城で「茨城県手話通訳士養成講座」の準備に係ることになって、情報収集と「手話通訳士としての自覚を高める」ため初参加した。
総会そのものは、事前に送られてきた総会議案どおりなので、どってことなかったが、挨拶された全通研の伊東さんの挨拶が心に響いた。曰く、
1.公選法の改正に伴って、選挙時の手話通訳が「運動員」として認められたことに関する問題指摘(手話通訳者とは何か?公正性・中立性が問われる)。
2.手話通訳士試験の合格率が下がっている(ここ数年10%前後で低迷し、合格者が目標の半分にも満たない)ことへの心配(何故なのか?)
3.手話通訳士の公的設置に向けての行政への働きかけの必要性
また、今ご自身が関係されている裁判で、聴覚障害者が抱える問題、例えば「黙秘権」を理解できない者がいるとか筆談も理解できない者がいるということなどを、裁判官がどうしても理解してくれない、とのお話しがあった。
このところ、全然手話通訳もしてないし、ボケまくってた自分が安易に「士養成」に関わろうとしていたことを大いに恥じた。
四番目というほどのことでもないかもしれないが、たましろの郷後援会の「資金プロジェクト」が解散することになったことを知った。もちろん、「発展的解消」であり、今後は後援会本体の「事業部」が直接指揮を執って進めていくとのこと。僕は最近仕事が忙しかった関係もあり、プロジェクトの会議にキチンと参加できてなかったので、こうなった経過を全然知らなかった。
ようやく整理できた「たましろの郷後援会ニュース」を読むと、確かに3月7日に「たましろの郷募金専門委員会」が発足し、4月8日に第1回学習会が開かれ90名の方が参加されたとある。「後援会ニュースさえ読んでなかった」僕が悪い訳ですが、「全然知らなかった」トホホ・・。
他の資金プロジェクトのメンバーは参加したんでしょうね。そして、次回5月15日の資金プロジェクト会議で正式に「解散」というか事業部への移行が説明されるとの連絡をいただいた。
良くあることなんだけど、詰めが甘くて「最後にコケちゃう」んだよね、僕って。大いに反省。
他の委員さんに申し訳ないです。
こんな訳で、慌ただしく僕のゴールデンウィークは過ぎ去っていったのです。
皆さんは、いかがでしたでしょうか? さって、また明日から6時起床、6時47分には家を出るいう生活が戻ってきます。何とか少しでも早く帰って「せたつむり」の更新をかけたいと思いますが、週明けからはいよいよ労働組合関係で「選挙対応」が本格化するので、どうも分が悪そうです。
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