木のつぶやき
2000年2月1日(火)晴れ

 新しい出会いが・・・

 この「せたつむり」を通じてメールをいただきました。
 3月に茨城県へ引っ越すことは、12月の初めに書いたのですが、それを読んで茨城県在住の方がメールをくださったのです。
 メチャメチャ嬉しかったです。
 茨城県の聴覚障害者運動を取り巻く状況や手話通訳者の組織のことなど丁寧に書いてくださいました。身の引き締まる思いがしました。
 このところ郵便物のチェックのために毎週谷和原に出掛けています。行くときには車に荷物を満載して、手話関係の書籍も大半はもう運んでしまいました。新しい部屋がすでに本でごった返しています。10年間お世話になったたんぽぽの資料も運び入れました。その前5年間お世話になった「ひの手話サークル」の資料もバッチリ残っています。(むしろこの頃の資料の方が整理が良い。あの頃は典型的な「A型」でした。)
 これから茨城での色々な出会いが、さらにたくさんの資料を僕の部屋に運んできてくれるんだと思うとワクワクします。さっそく茨城での情報もいただきました。ご本人の承諾も得ずに勝手に転載します。

 また茨城県でもろう重複障害者・家族の会を作ろうと言う動きがようやく始まり,昨年度より2回会合がもたれています。
 今年の3月26日につくば市の筑波技術短大で第1回茨城県ろう教育フォーラムが開かれ,その中の分科会でろう重複の分科会が開かれる予定です。
 この分科会の準備は霞ヶ浦ろう学校の重複学級の親,OBたちが中心になっています。(と言っても,たった3名だけなのですが)

 茨城県ろう教育フォーラムのチケット、早速お願いしてしまいました。3月25日に社宅を引き払うのでその翌日ですが、バッチリ参加します。
 かたつむりの花田さんにお話ししたところ「僕も分科会の共同研究者として呼ばれている」とのことでした。
 東京以外のところで花田さんにお会いするのは初めての経験になるのかな?楽しみです。

 実は、「せたつむり」を通じた出会いは、もう一つあって、昨年の11月以来メールの交換をさせていただいている方がいます。
 お仕事の関係でマスコミ関係へのPRについて色々アドバイスをしていただき、たいへん勇気づけられました。私はいつも書くように「交渉ごとが大の苦手」なので、あちこちに声をかけてくださるこうしたサポートは何よりの援軍です。
 法人化にあたっての東京都の審査が厳しく「資金不足」を大々的に宣伝することができなくなってしまい、一時期たいへん落ち込みました。「たましろの郷」を一般社会に売り込むことが資金プロジェクトの役割なのに、それができないんじゃ何の資金プロジェクトなんだ?とメゲました。マスコミへの働きかけを考え色々相談にのっていただいていたのに、ほとんどのアイデアがボツになり、身動きがとれませんでした。
 それでも必ず定期的にメールをくださいました。何度も何度も元気づけられました。
 最近は、行政のホームページがハッカーに侵入されたりネット上でのトラブルも増えていますが、こんな出会いを僕に与えてくれたネットワークに僕はとても感謝しています。

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