新聞切り抜き帖
1999.12.17.(金)毎日新聞夕刊
あしなが学生募金「自殺遺児」も視野に <キャンパる>のコーナー
「なぜ」心に深い傷
中高年男性 リストラ・・・犠牲者増加
高校生の時の友達のお父さんが事業の失敗から自殺されたのは、僕が20歳の頃だったろうか。あの時、何も力になってあげられない自分が歯がゆかった。
あしなが募金が「自殺遺児のためにも奨学金を」と動き出した。
あしなが募金については、「せたつむり」に独立したコーナーを設けようと考えていたくらい縁がある。その経過を今ここで詳しく書いている時間がない。
取りあえず詳しい内容は、あしながPウォーク10のホームページをご覧ください。
あしながPウォーク10とは 遺児学生を中心とした「あしながPウォーク10実行委員会」が(*1)主催して全国的に行うボランティアウォーク(歩くこと)です。PウォークのP はフィランソロフィー(Philanthoropy)のPで一般的には「市民や企業の社会貢献活動」といわれていますが、実行委員会では「やさしい人間愛」と意訳しております。市民や企業が汗(ボランティア)とお金(寄付)を出し合い、(*2)(*3)災害遺児・病気遺児奨学金を集めます。 彼らに進学の夢をかなえさせることを目的として、 毎年春(5月)と秋(11月)に全国各地で開催しています。 各コース距離約10Kmです。毎年、お年寄りからお子様連れの家族まで 幅広い方々に参加して頂いております。 参加費500円を当日(*4)朝9:30分に集合場所でお支払い頂くだけで、事前の手続きは一切必要ありません。 注釈 (*1)「あしなが育英会」は協力団体です。 (*2)「交通遺児育英会」への寄付は行なっておりません。 (*3)寄付金は「あしなが育英会」へ全額寄付しています。 (*4)コースにより受付時間が若干異なります。 |
<記事の要約>
病気、災害などで親を失った子供たちに奨学金を、と活動を続けている「あしなが学生募金事務局」が、新たに「自殺遺児」という問題に立ち向かっている。不況によるリストラなどで、中高年の男性の自殺は増えるばかり。あるケースを報告する。【法政大学・斎藤正道】 |
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