新聞切り抜き帖

1999.12.10.(金)朝日新聞

小規模でも福祉法人認可 厚生省 来春にも適用

資産100万円・賃貸施設OK

障害者作業所など

 詳しい内容は分からないが、共同作業所「かたつむり」にとっては、朗報なのではないか。
 現在行っている「たましろの郷」建設による社会福祉法人認可のためには、記事にあるように「1億円以上の資産保有、土地建物は自己所有」という条件をクリアしなければならない。施設設立委員会が「来年5月までに1億4千5百万円」という数字を打ち出したのも、土地を我々の名義に変更し、法人認可の条件をクリアするためなのだ。
 今後、小規模でも社会福祉法人になれるのなら、「かたつむり」も是非法人申請を目指すべきだろうし、組織としても安定化につながることだろう。

<記事の要約>

 厚生省は社会福祉法人の設立条件を大幅に緩和した「小規模社会福祉法人」を新設することを決めた。
 「1億円以上の資産保有、土地建物は自己所有」という現行の認可基準を「資産1千万円程度、施設は賃貸でも構わない」に緩め、全国で5千ヶ所程度ある障害者のための小規模作業所と、来春の介護保険導入で多数の参入も予想される在宅福祉サービス団体を認可対象とする。
 特別養護老人ホームについても、用地が借地でも一般の社会福祉法人として認可する。
 設立用件のハードルが高すぎるといわれる社会福祉法人制度を改革することになる。早ければ2000年4月から新しい制度が適用される。

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