新聞切り抜き帖

1999.11.29.(月)毎日新聞

聞こえやすさ 自分で調整、耳かけ型補聴器開発

大和田・東京学芸大学名誉教授【鈴木志津子】

「自分で調整」って、今の補聴器ってできないの? す〜ごく不思議に思った。
う〜ん、なんてこったという気持ち。
ハウリングを起こしている補聴器には時々出会うけど、あれは、要するに「音が漏れているのをキチンとはめ直している」に過ぎなかったんだね。
僕は同時に「マイクレベルの調整もしてる」のかと思っていた。
だって、通常のハウリングは、マイクをスピーカーから離す(あるいはスピーカーに向いているためハウリングを起こしているマイクを別方向に向ける)+録音レベルを下げる、という方法で対処するからね。
これって、「使う人の立場を全然考えていない」ってことだったんだろうね。音を増幅するという機能にはこだわっても、「日常的な使いやすさ」「些細なトラブルなら自分で調整する」って発想が企業にないことを如実に表していると感じた。
それとも「自分で調整しては良くない」なんてことがあるんだろうか?聴力が落ちるとか・・・。

<記事の要約>

 ハウリングを抑えて、聞こえやすいよう自分で調整できる耳かけ補聴器が、東京学芸大学名誉教授の大和田健次郎さんによって開発された。
(中略)
 製品は、埼玉県川口市の発売元に行くか、送料を負担すれば試聴できる。問い合わせは、リブアンドラブ電話048−225−5669

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