<大脇さんからの緊急メール −その3−>
BCCにて複数のみなさんへお知らせします。重複ご容赦!
調布市の大脇です。先にご案内した明日28日の標記集会について緊急の連絡がありましたのでお知らせします。
もちろん、まだ、制度自体がスタートしてませんので、きっちり推移に関心をもち続け、提言していくことを続けましょう。
---以下転送
速報
28日、抗議集会は「報告」集会に
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28日厚生労働省前の「緊急のつどい」へのよびかけには、本当に多くの方々にさまざまなご支援をいただき、こころから感謝いたします。
このホームヘルプの利用時間「上限」問題では、16日の4団体の「緊急のつどい」以降平行線でしたが24日から週末に大きな動きがあり、本日、1月27日午後2時、厚生労働省は以下に添付する回答を4団体の代表に文書で示しました。
これを受け4団体は基本的に合意しました。
国の理不尽で強引なやり方をストップすることができました。
ひきつづく運動による監視と提言活動は前提ですが、厚生労働省には、文書で示させた「個々人の支給量の上限を定めるものではない」「現在提供されているサービス水準が確保されるよう」「検討会をできるだけ早い時期に設置する」などを誠実に実行させましょう!
明日28日、午前10時半に4団体がよびかけた「つどい」は、この基本的な合意を受け、抗議の集会から、この間の問題の経過説明と今後の課題を確認しあう「つどい」となります。
この回答への正式なコメントについては、日本障害者協議会(JD)として、数時間後に述べさせていただきますが、明日の「つどい」参加を予定されている方はもちろん、より多くの人たちに、小さな声が大きな絆となり、世論を興して、国の理不尽で強引なやり方をストップさせたことを、どうぞお知らせください。
明日、「つどい」は厚生省前から日比谷公園に移動して開催されます。
参加できる方は、とりあえずの笑顔と、新しい決意でお会いしましょう。
日本障害者協議会(JD)
情報通信委員長 薗部英夫
■厚生労働省よりの回答
<今回の国庫補助基準に関する考え方>
1.今回、新たに適応される障害者ホームヘルプ事業の国庫補助基準は、市町村に対する補助金の交付基準であって、個々人の支給量の上限を定めるものではない。
2.今回の国庫補助基準は、現在の平均的な利用状況を踏まえて設定するものであり、今後、支援費制度施行後の利用状況等を踏まえ、見直すこととする。
3.国庫補助基準の設定に当たっては、現在提供されているサービス水準が確保されるよう、現状からの円滑な移行を図ることとし、従前の国庫補助金を下回る市町村については、移行時において、原則として、従前額を確保するものとする。
4.検討会をできるだけ早い時期に設置することとし、支援費制度下におけるホームヘルプサービスの利用や提供の実態を把握した上で、在宅サービスの望ましい地域ケアモデル、サービス向上のための取組等、障害者に対する地域生活支援の在り方について精力的な検討を行うこととする。また、国庫補助基準については、支援費制度施行後のホームヘルプサービスの利用状況等を踏まえ、検討会において、その見直しの必要性について検討するものとする。なお、検討会の運営等については、利用者の意向に配慮し、利用当事者の参加を求めるとともに、公正な運営が確保されるよう、適切な委員構成とする。
5.今後とも、ホームヘルプサービスについては充実を図るとともに、そのために必要な予算の確保につき、最大限努力する。
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上記をさまざまな方に転送していただければ幸いです
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薗部 英夫(SONOBE hideo)
日本障害者協議会(JD)情報通信ネットワークプロジェクト---以上