1回指導者養成講座  <議事録>

日時  平成14427日 9:3016:00
会場    やすらぎ
出席者 (略)

担当  (略)

記録  (略)

学習内容 より良い指導者になる為に必要な専門知識

    テキスト(基本、応用、実践)指導書

    手話←→日本語(翻訳技術) 日本手話・対応手話・中間手話総て必要

         日本語文法と手話文法

  手話文法とは 

      表情・空間・両手の使い方・指差し・報告・同時方

       ↑マーカー・視線・頷き・間・繰り返し・強弱

       上体の動き 語順

  例文 今日 やすらぎに どうやって 行きますか?

     今日/やすらぎ/行く/方法/なに/

  慣用句 目・安い  頭・下がる

手話通訳のプロセスとトレーニング法

・聞く→理解→保持→翻訳→表現

   (記憶)  (変換)

・見る→理解→保持→翻訳→しゃべる

聞き溜め 逐次通訳

シャドーイング デカラージシャドーイング

手話シャドーイング→手だけでなく総てを真似る

                ↑表情・頷き

通訳者養成講座とは

奉仕員養成講座等で手話を学び手話文法を基礎からマスターした人が受講するべき。

手話文法  ロールシフト

手話文法の参考書

「手話の為の言語学の常識」  鈴木康之

「実感的手話文法試論」    松本晶行

手話通訳の役割

  〃  理念・倫理

  〃  マナー 

ボランティアと手話通訳者の目的が違う事をきちんと指導して欲しい。

└→ろう者の気持ちを理解

参考書の紹介

    「聴覚障害者とコミュニケーション」

    「手話通訳士倫理綱領をみんなのものに」

    「手話通訳の理論と実践」

    「病院ですぐ役立つ手話」

    「手話通訳がわかる本」

    「手話通訳の手引き」

    「手話通訳者の健康管理マニュアル」

    「みんなで目ざそうよりよい通訳」

    「手話通訳者の労働と健康」


* 講師間の互いの助け合い、協力し合いが大切。講座の雰囲気を作りをし、
  受講生がそこから通訳者の理想を学びとっていける事が大切。

* 講師の役割分担を明確に。
* 指導者としての服装を。

[講義について]

質問:Tコースで通訳者のマナー、理念、ろう運動の指導の基準は?
答 : 「通訳士倫理綱領」には「通訳士」だけでなく、
   総ての通訳者を含めて必要であるので基本的にはTコースから必要。
   Uコースで本格的に指導する。


質問:講義(講座のミニ講義)指導の担当講師は、ろう講師?聴講師?

答 :一緒に指導する事が大切。

手話通訳実践技術

 通訳現場の調整(より良い通訳をする為に)

 OHP使用時は照明が暗くなるので通訳者にスポットライトの準備

 事前→現場→事後

  ↑資料、専門用語、会場の下見等

 支援技術 ソーシャルワーク

情報保障

 通訳現場での情報保障について 
 出来るだけ通訳時聞こえてくる他の情報(サイレン、放送、雑談等)を
 伝える。

支援費制度について

 資料(支援費制度とは…東京都社会福祉協議会 300円)有り。

頸肩腕の知識

効果的指導の為指導技術、講座運営の課題

    ろう講師、聴講師の役割

    打合せ

    指導案作り

    教材
   生徒の心構え

    講師の心構え→不安があっても受講生の前では自信を持って指導する。

    受講生全員対して平等に接する。

    講座の盛りを講師同士の息のあった指導で作りあげる。

    ろう運動→手話講習会8項目の虎の巻(神奈川手話通訳問題研究会)を参考。


[
今後の予定]

6/29(土)大穂公民館

指導技術

役割、指導案、教材

8/31(土)やすらぎ

手話の知識

日本語の知識

10/26(土)大穂公民館

通訳プロセストレーニング

実践技術

12/1(日)やすらぎ

翻訳技術

/22(土)大穂公民館

ろう文化、ろう者の心理


以 上

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