<今年は統一地方選挙の年です。>

1月1日付けの茨城新聞10・11面に「03年県内首長選挙 情勢分析」が掲載されていました。

・今年は4年に一度の統一地方選の年。都道府県と政令指定都市の首長・議員選は4月13日、市町村と東京特別区の首長・議員選は同27日の投開票で行われる。
 県内では今年、統一選前に8、統一選で12、統一選後年末までに8の計28市町村で首長選が行われる見通し。
 また県内自治体の半数を超える49市町村で議員選が実施される予定。選挙ラッシュとなる今年の県内首長選の動向を探った。(茨城新聞リード記事)
1.統一地方選挙とは?
・地方公共団体の議会又は長の選挙は、その団体が自主的に期日を定めて執行するのが原則ですが、特例を定める法律によって、全国的に期日を統一して行われることがあり、これが統一地方選挙と呼ばれているものです。戦後、新しい地方自治制度がつくられ、昭和22年4月に全国の地方公共団体で一斉に選挙が行われたのが第1回にあたります。
 地方公共団体の議会の議員又は長の任期は4年とされていますので、それ以降、任期の途中で議会の解散や長の退職といったことがなければ、4年ごとに多くの団体で任期満了を迎えることになりますが、各地方公共団体がバラバラに期日を定めて選挙を行うことになると、選挙事務が混乱し、有権者も選挙運動をする方も混乱をきたすことになります。また、期日を統一して行えば、国民の地方自治や地方選挙に対する関心を高めることにもなります。それで、昭和26年以降も、4年ごとに特例法を作り期日を統一した地方選挙が行われています。(神奈川県綾瀬市ホームページより)
2.茨城県内の市町村長選の日程
日付 市町村 茨城新聞コメント 選挙の可能性
 ◎激戦?
 ○選挙あり
 △不明
 ×無投票
1月19日 玉造町 現新三つどもえ、合併焦点、激戦の様相
1月26日 那珂町 現職3選狙う、新人にも動き
八千代町 現前一騎打ち、合併が大きな焦点
2月09日 潮来市 合併後初の選挙、3選期す現職
2月16日 桜川村 5選狙う現職、無投票の公算 ×
麻生町 現職再選目指す、ほかに動きなし ×
2月23日 小川町 3選目指す現職、無競争の見通し ×
美野里町 4選狙う現職、無競争の公算 ×
4月27日
統一地方選挙
茨城町 2氏出馬表明、ほかにも動き
古河市 三つどもえの可能性
取手市 現職3選へ無投票の公算 ×
新治村 4期連続で無投票の見込み ×
波崎町 立候補表明は今月下旬ごろ
利根町 県議選の余波、選挙戦の公算
七会村 現職再選狙う、ほかに動きなし ×
十王町 現職再選狙う、無投票の公算 ×
日立市 樫村氏、再選へ着々、前回並み「分厚い陣形」 ×
水海道市 三つどもえの可能性
美浦町 現職だけが立候補を表明
山方町 町二分する激戦の公算
11月下旬 土浦市 保守同士の激戦予想、市再生や合併が焦点に
11月 鉾田町 現職の鬼沢氏、出馬は確定的
12月 谷和原村 現職の鈴木氏、立候補は確実
北茨城市 現職3選準備、元市議も動き
河内町 現職3選向け、後援会旗揚げへ
江戸崎町 現職が意欲的、元県職も確実
関城町 現職の斎藤氏、去就が焦点に
10月 牛久市 現職の大野氏、4選に挑戦
3.参政権運動の学習を進めよう
・もっとも身近な首長選挙が行われるのですから、この機会に聴覚障害者の参政権の問題を候補者に訴え、個人演説会や街頭演説に手話通訳を導入したり、また当選後の議会への手話通訳設置を実現させたりしましょう。
 そのために早い時期から参政権や、選挙制度、あるいは政治情勢に関する事前勉強会を行うことが大切ではないでしょうか。

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