タイトル | その日本語、 −通じていますか? |
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著者 | 柴田 武(しばた たけし) | |
1918年、名古屋市生まれ。 東京大学文学部卒業。国立国語研究所を経て、 東京外国語大学、東京大学、埼玉大学の教授を 歴任。現在、東京大学名誉教授。 専攻は方言地理学、社会言語学。長期にわたり、 NHKテレビ「日本語再発見」に出演。 主な著書「知ってるようで知らない日本語」(PHP 文庫)、「常識として知っておきたい日本語」(幻冬舎) など多数 |
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出版社 | 角川oneテーマ21 | |
発行日 | 2002年(平成14年)6月10日発行 | |
読了日 | 2004年6月6日 | |
価格 | 667円+税(税込み700円) |
本の内容(Amazon.comで買うなら… )
も く じ
〈以下、製作中〉
1章 伝わらなければ意味がない (1)なぜ、それを早く言ってくれないのか
(2)情報化時代の文章の手本は、憲法にあり
(3)やさしい文章は不合格?P8 まず、「結論を先に述べよ」という提案です。「結論を先に述べる」ということは、「初めに要約を述べる」ということでもあります。 P9 <結論を先に言うことの利点>
1.何を言おうとするのか、誰にでもよく分かってもらえる。
2.結論を先に言うと、あと、気持ちが実に楽だということ。P13 <日本人の表現をあいまいにさせる”敬語精神”>
英語→”Open the window”
日本語「その窓を開けろ」×
「窓を開けてください」△
「窓を開けてくださいませんか」○
「窓を開けていただけるとありがたい」◎
もっと日本的な言い方「少し蒸しますね」 → これだけでも窓がちゃんと開くのが日本社会。P16 <ことばを使うとき>
1.自分の考えを「表現する」→「結論を先に」
2.それを相手に「伝達する」→「 〃 」
3.ことば自身を「楽しむ」P16 「起承転結」から「結起承転結」 2章 伝えるためにはコツがある ・伝える文章、伝わる文章 3章 ことばをだいじにするということ ・誰にも「かけがえのないことば」がある 4章 取り戻したい話す力 (1)話し方の戦略四ヵ条、戦術六ヵ条
(2)魅力的な日本語を話すには
(3)日本語が英語化する日5章 だから、うまく通じない (1)誤解のタネ
(2)日本語はむずかしい
(3)誤訳ではないものの…
(4)「さよなら」を言うとき6章 国際化時代の日本語の課題 (1)「正しい日本語」はどう変わっていくか
(2)メール時代のローマ字問題
(3)ことばの保健「緊急日本語」
読後感
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