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<雑誌バック・ナンバー>

■手話コミュニケーション研究■

 日本手話研究所が年4回発行している研究誌です。日本手話研究所は、全日本ろうあ連盟の元に作られた「手話研究」を行っている機関と思うのですが、その実態はweb上では明らかにされていません。例年12月発行となっている次の50号で「日本手話研究所の軌跡と展望」が掲載されるようですので、詳しくはそれを読んでまたご紹介したいと思います。
 とりあえず「手話コミュニケーション研究」に毎号掲載されている『研究所だより』を振り返ってみました。1997年7月発行の24号に組織規程が掲載されていました。それによると
第3条〔組織〕 研究所には、次の組織をおく。
 (1)研究所事務局
 (2)日本語−手話辞典編集室
 (3)日本手話確定普及研究部
 (4)手話言語構造研究部
 (5)外国手話研究部
 (6)ろう教育研究部
 「(3)日本手話確定普及部」は、「日本手話」を確定し普及しようという部のようにも読めますが、研究所だよりを読むと実際の「研究」は「手話単語」の確定・普及のようです。
 そうすると「(4)手話言語構造研究部」が日本手話の文法構造の解明をやってる部だな!と期待されるのですが、なぜか48・49号には活動報告が掲載されていませんでした。47号には耳の日大会で「手話用例」の収集をやったと書いてあります。46号には「手話文法に関する研究にとりかかることになり、まず『手話の特徴的な話法』について検討しました。」とある。これが去年の12月号。これから文法研究ということは、それまで何をしてきたのかと不思議に思うのですが、実は『手話−日本語辞典』編纂作業のための「用例収集」がそれまでの主な活動だったようです。
 僕は、この「手話コミュニケーション研究」に日本手話文法に関する最先端の研究論文を期待して購読したのですが、どうやらちょっと違うようです。確かにここ2年間の特集テーマを振り返ってみても、「新生児スクリーニング」「歴史研究」「人権」の3テーマ+「セミナー報告」2回と「シンポジウム報告」です。かろうじて去年の12月号が「手話文法論」となっているのですが、アメリカの研究論文の紹介のみです。
 う〜ん、こりゃ困ったな、というのが本音です。どうして設立当初からの研究テーマになってないの?とも思います。そんなわけで木下の選んだ【要チェック】論文も、「手話学」論文ではなく何故か「日本語学」論文が中心になっています。
「手話コミュニケーション研究」のバックナンバーについては、日本手話研究所のホームページに詳しい内容が掲載されています。また、購読の申し込みも同ホームページから行えます。
発行
年月
号数 特集 要チェック 主な内容
2003

15年
09月
49 新生児スクリーニング ろう運動とろう者のアイデンティティ形成
(奥田啓子)


手話とろう文化の未来
(キャロルAパッデン)
特集 新生児聴覚スクリーニングをめぐって
大杉 豊  特集にあたって
橋倉あや子 新生児聴覚スクリーニング検査を考える
        シンポジウムから見えてきたもの
河ア 佳子 早期母子支援とスクリーニング
松原 洋子 新生児聴覚スクリーニングと生命倫理
●追悼
貞広邦彦氏のご逝去を悼む
安藤 豊喜 手話普及とろう者福祉に多大な貢献
佐野 芳朗 貞広先生と夢のはなしを
●寄稿
奥田 啓子 ろう運動とろう者のアイデンティティ形成
   ―ソーシャルワーク実践の理論的動向を視座として
●トピック
キャロル A. パッデン/大杉 豊 手話とろう文化の未来
●連載
江時 久  難聴、ときどき手話 第七話 −足聴器と超能力信仰
川島 聡  障害者の国際人権保障の歴史的展開 第4回
    国連における人権モデルの広がり(1983-1994年)
これがホントのわたしたちの手話『地方の手話』編集よもやま話 6   『さっぽろの手話』 札幌聴覚障害者協会 編
亀井 伸孝 アフリカのろう者 第3回 −アフリカにもたらされた外来手話
高田 英一 手話のひみつ 17
2003

15年
06月
48 第3回手話研究セミナー 「パレスチナ便り パレスチナ・ガザ地区 −アトファルナろう学校の教育実践例」(糟谷幸美さん)

手話通訳者のための日本語学 15
特集 第3回手話研究セミナー
安藤 豊喜 特集にあたって
金 七官  語源論を通して見た韓国手話の造語論的基盤
        ―韓国・日本手話の関係を中心に―
伊藤 政雄 新しい手話語彙の理解度調査
土谷 道子 韓国手話に関する研究
堀谷 留美 国語指導における手話教材の取り組みと課題
鈴木 義夫 手話と日本語の意味に関する比較
●寄稿
糟谷 幸美 パレスチナ便り パレスチナ・ガザ地区 −アトファルナろう学校の教育実践例
●連載
江時 久  難聴、ときどき手話 第6話
これがホントのわたしたちの手話『地方の手話』編集よもやま話 5  『京の手話 第二集』 京都市聴覚障害者協会 編
勝村 多絵 手話ビデオ教材を使った実践報告 最終回
小嶋 栄子 手話通訳者のための日本語学 15
2003

15年
03月
47 歴史 「手話通訳者のための日本語学 14」

特集 障害者と歴史研究
安藤 豊喜 特集にあたって
上野 益雄 欧米聾唖史のキーポイント
河野 勝行 素描・障害者史研究の課題と方法
     ―わたしの経験から、近年の理論動向におよぶ―
石村 多門 心内手話と言語の起源
          ―18世紀ろう教育から考える―
●寄稿
閏間 知恵子 同志・遠藤勝さんを偲ぶ
●連載
これがホントのわたしたちの手話『地方の手話』編集よもやま話4『江戸川区地名手話 改訂版』 江戸川区聴覚障害者福祉協会 編
小嶋 栄子 手話通訳者のための日本語学 14
江時 久  難聴、ときどき手話 第5話
本畝 朋子 手話ビデオ教材を使った実践報告 3
亀井 伸孝 アフリカのろう者 第2回
高田 英一 手話のひみつ 16
2002

14年
12月
46 文法 「手話通訳者のための日本語学 13」


木下注)「特集にあたって」に「手話文法論特集を企画したが、国内におけるこの種の研究は乏しく、遺憾にしてアメリカの手話研究を紹介する留まっている」と書かれている。本当だろうか?かつてのD-pro批判と同じような意図を感じてしまうのは、僕だけだろうか?
特集 手話文法論
特集にあたって
テッド・スパラ/レベッカ・ウェブ
 国際手話の文法―ピジン言語への新しい視点
●寄稿
高田 英一 畏友・中西喜久司を偲ぶ
●新連載
亀井 伸孝 「アフリカのろう者」 第1回 アフリカの国々とろう者
●連載
江時 久  難聴ときどき手話(第4回)
中山 育美 手話ビデオ教材を使った実践報告 2
これがホントの「わたしたちの手話」『地方の手話』編集よもやま話 3 『湖国の手話』ができるまで 湖国の手話作成委員会 編
小林 昌之 アジアのろう者事情 最終回 パキスタン
小嶋 栄子 手話通訳者のための日本語学 13
中川 綾  あや先生のろう学校訪問記 5
高田 英一 手話のひみつ 15
九鬼 英二 購入書籍紹介
2002

14年
09月
45 メディア 「手話通訳者のための日本語学 12」

特集 聴覚障害者とメディア
特集にあたって
高田 英一 権利としての情報保障
松島 謙司 日本聴力障害新聞とろう者
大嶋 雄三 放送のバリアフリーをめざす二つの課題
若林 泰志 パソコン通信からインターネットへ
●寄稿
『国名手話ガイドブック』編集こぼれ話
トーマス・ヘドバーグ  −スウェーデンの古い手話と各地域の手話の記録について
●新連載
大山 聡美 手話ビデオ教材を使った実践報告 1 −初期言語がスムーズに獲得できなかった児童の国語科指導――「スウミー」を使用して
●連載
これがホントの「わたしたちの手話」『地方の手話』編集よもやま話 2 第2回 『兵庫の手話 改訂版』 制作編集委員会 編
江時 久  難聴、ときどき手話(第3回)
小嶋 栄子 手話通訳者のための日本語学 12
高田 英一 手話のひみつ 14
川島 聡  障害者の国際人権保障の歴史的展開 3-上
2002

14年
06月
44 第2回手話研究セミナー 「ろう者と健聴者のためのバイリンガル教育(第5回) 手話を知っている子に書記日本語を教える」

「手話通訳者のための日本語学(手話通訳士試験を考える)第11回 文字(1)漢字」

特集 第2回手話研究セミナー
安藤 豊喜 特集にあたって
大杉豊/テッド・スパラ/レベッカ・ウェブ
  奄美大島に特有な身振りシステムの単語誘出手法による検証
西田 憲治 「新しい手話」の構造的特徴
鈴木 義夫 手話見出し語の用例分析
小林 昌之 中国における手話研究 -手話の位置づけを中心に-
西垣 正展 手話教材の意義と課題 -ろう児が手話と読み書きの力をつけていくために-
●寄稿
金 七官  日本での韓国手話研究動向分析
     -実体的認識の問題を中心に-
●新連載
これがホントの「わたしたちの手話」『地方の手話』編集よもやま話 1 第1回 『これが大阪の手話でっせ』 制作編集委員会 編
●連載
江時 久  難聴ときどき手話
        第2話 「心の耳」は「変な耳」
湯川 笑子 ろう者と健聴者のためのバイリンガル教育(第5回) 手話を知っている子に書記日本語を教える
小嶋 栄子 手話通訳者のための日本語学(手話通訳士試験を考える)第11回 文字(1)漢字
高田 英一 手話のひみつ 13
2002

14年
03月
43 人権 「手話通訳者のための日本語学(手話通訳士試験を考える)10文法3

特集 障害者と人権
金 政玉  障害者と人権 -障害者をとりまく現状と課題-
竹下 義樹 障害のある人に対する差別禁止法の必要性
加藤真規子 精神障害者の人権
村松 充  ろう重複障害者の「復権」のために
●新連載
江時 久  難聴、ときどき手話
        第1回 ろうは差別語なのか
●連載
西垣 正展 ろう教育リレーエッセイー第12回
  「いろいろ」であること「ひとつ」であること
土谷 道子 日米手話あれこれ 27
小嶋 栄子 手話通訳者のための日本語学(手話通訳士試験を考える)10文法3
小林 昌之 アジアのろう者事情(第11回)モンゴル編
高田 英一 手話のひみつ 12
2001

13年
12月
42 手話 「手話通訳者のための日本語学(手話通訳士試験を考える)9文法2」

「ろう者と健聴者のためのバイリンガル教育 4」
特集 手話という視覚言語
2001年7月12日に全日本ろうあ連盟、毎日新聞大阪本社、大阪耳鼻咽喉科医会が共催で開いたシンポジウム
「コミュニケーション豊かな明日へ 手話という視覚言語」の完全記録。
◎シンポジスト
 本名信行(青山学院大学国際政治経済学部教授)
 三友敬太(元厚生省社会参加推進室長)
 森井結美(奈良県立ろう学校早期教育部教諭)
 安藤豊喜(全日本ろうあ連盟理事長)
◎コーディネーター 松本晶行
●寄稿
糟谷 幸美 キリスト生誕の地・ベツレヘムに学ぶ子どもたち -ヨルダン川西岸にあるイフェタろう学校-
●連載
武居 渡  ろう教育リレーエッセイー第12回
          ろう教育の歴史から学ぶこと
土谷 道子 日米手話あれこれ 26
小嶋 栄子 手話通訳者のための日本語学
   (手話通訳士試験を考える)9 文法 2
大杉 豊  手話による生活記録(山地彪の生活史)(第7回)
小林 昌之 アジアのろう者事情(第10回)インドネシア編
湯川 笑子 ろう者と健聴者のためのバイリンガル教育 4  −学校でことばを育てる
高田 英一 手話のひみつ(手話のルーツを探る) 11
2001

13年
09月
41 ろう教育 「手話通訳者のための日本語学 8」

特集 ろう教育と手話
鳥越 隆士 特集を読まれるみなさんへ
武居 渡  ろう児はどのように手話を獲得するのか
森井 結美 乳幼児期からの手話使用 その成果と課題
勝村 多絵 小学部国語指導における手話の使用〜課題と展望〜
西垣 正展 手話で社会科を学ぶ〜中学歴史の授業から〜
脇中起余子 手話で数学を指導する〜教科指導の実際と課題〜
西村 則子 難聴学級に手話を導入して
●新連載
川島 聡  障害者の国際人権保障の歴史的展開 −第1回 障害者に関する国連人権保障システム
●連載
中川 綾  ろう教育リレーエッセイ 10
土谷 道子 日米手話あれこれ 25
小嶋 栄子 手話通訳者のための日本語学 8
高田 英一 手話のひみつ 10
中川 綾  あや先生のろう学校訪問記 4
2001

13年
06月
40 新・国際障害分類 話通訳者のための日本語学7」

「手話通訳者のための日本語学7」

「スウェーデンで考えたこと(最終回)」

「ろう者と健聴者のためのバイリンガル教育3」
特集 新・国際障害分類(ICF)
上田 敏  国際障害分類制定の歴史と課題
高田 英一 生活機能・障害・健康の国際分類(ICF)とろう者
中西由紀子 WHOの改訂版障害分類ICFを考える
江時  久 日本聾話学校と聴覚主導のろう教育
●連載
高田 英一 ろう教育リレーエッセイ9
土谷 道子 日米手話あれこれ24
小嶋 栄子 手話通訳者のための日本語学7
高田 英一 手話のひみつ9
大杉 豊  手話による生活記録:6
小林 昌之 アジアのろう者事情9 インド
鳥越 隆士 スウェーデンで考えたこと(最終回)
湯川 笑子 ろう者と健聴者のためのバイリンガル教育3
2001

13年
03月
39 デジタル技術 「ろう教育リレーエッセイ 8」

「手話通訳者のための日本語学 6」
特集 手話とデジタル技術
竹内 勝  手話アニメーションソフト(マイムハンド)開発の到達点と課題
市川 熹  手話表記法 sIGNDEX
長嶋 祐二 手話文コーパスの開発
松尾 英明 手話認識技術の現状と課題
佐川 浩彦 手話認識技術および手話生成技術の応用システム
山下 智慎 ろう者とデジタル技術
●寄稿
糟谷 幸美 パレスチナ・ガザ地区にあるアトファルナろう学校の紹介
●連載
鳥越 隆士 ろう教育リレーエッセイ 8
土谷 道子 日米手話あれこれ 23
小嶋 栄子 手話通訳者のための日本語学 6
高田 英一 手話のひみつ 8
2000

12年
12月
38 標準手話と新しい手話 「手話通訳者のための日本語学 5」

「スウェーデンで考えたこと 4」

「ろう者と健聴者のためのバイリンガル教育 2」
特集 標準手話と新しい手話
高田 英一 標準手話の整備と普及の軌跡
    −『わたしたちの手話』発刊の頃−
伊東 雋祐 『日本語−手話辞典』の編集とかかわって ―新しい手話の導入などをめぐって―
貞広 邦彦 新しい手話創作の成果と課題
真田 信治 標準語をめぐる諸問題―音声日本語の場合―
●連載
大矢 暹  ろう教育リレーエッセイ 7
小林 昌之 アジアのろう者事情 8
大杉 豊  手話による生活記録:5
小嶋 栄子 手話通訳者のための日本語学 5
鳥越 隆士 スウェーデンで考えたこと 4
高田 英一 手話の秘密 7
湯川 笑子 ろう者と健聴者のためのバイリンガル教育 2
土谷 道子 日米手話あれこれ 22
中川 綾 あや先生のろう学校訪問記 番外編
2000

12年
09月
37 中国 「国際的なろう教育の動きと世界ろう連盟(下)」

「ろう者と健聴者のためのバイリンガル教育」(湯川笑子さん)

「手話通訳者のための日本語学4」
特集 中国のろう者と手話
安藤 豊喜 現代中国のろう者
加藤三保子 中国におけるろう教育と手話
土谷 道子 中国のろう者の生活と職業について
宮本 一郎 中国での手話の収録調査について
石沢 春彦 中国の手話通訳者
小林 昌之 中国障害者保障法の形成と発展
高田 英一 国際的なろう教育の動きと世界ろう連盟(下)
●新連載
湯川 笑子 ろう者と健聴者のためのバイリンガル教育 −第1回 社会とバイリンガル
●連載
森井 結美 ろう教育リレーエッセイ 6
小嶋 栄子 手話通訳者のための日本語学4
高田 英一 手話の秘密6
土谷 道子 日米手話あれこれ 21
2000

12年
06月
36 なし 「実感的手話文法論・試論 VI(最終回)」

「国際的なろう教育の動きと世界ろう連盟(上)」(高田英一さん)

「手話通訳者のための日本語学
 -手話通訳士試験を考える- 3」

「スウェーデンで考えたこと 3」
松本 晶行 実感的手話文法論・試論 VI(最終回)
高田 英一 国際的なろう教育の動きと世界ろう連盟(上)
窄野昌信 窄野敬子 窄野拳太郎 搾野家のデンマーク滞在記
●連載
九鬼 英二 ろう教育リレーエッセイ 5
小嶋 栄子 手話通訳者のための日本語学
          -手話通訳士試験を考える- 3
鳥越 隆士 スウェーデンで考えたこと 3
中川 綾  あや先生のろう学校訪問記 3
大杉 豊  手話による生活記録 4
小林 昌之 アジアのろう者事情 7
高田 英一 手話の秘密 5
土谷 道子 日米手話あれこれ 20
2000

12年
03月
35 人工内耳 「手話通訳者のための日本語学-手話通訳士試験を考える-2」 特集 小児人工内耳をめぐって
益田 慎  小児人工内耳をめぐって-医師の立場から
城間 将江 小児人工内耳リハビリテーションをめぐる考察
加藤 慶子 人工内耳装用児を受けとめるろう学校をめぐる諸問題
●寄稿
伊東 雋祐 「特別学級」のこと
九鬼 英二 全国聾学校児童・生徒数を読む
●連載
小林 昌之 アジアのろう者事情6
小嶋 栄子 手話通訳者のための日本語学-手話通訳士試験を考える-2
土谷 道子 日米手話あれこれ19
1999

11年
12月
34 重複障害 「手話通訳者のための日本語学-手話通訳士試験を考える- 第1回」(小嶋栄子さん)

「スウェーデンで考えたこと 2」
特集 重複障害(2)
調 一興  精神障害者福祉をめぐる諸問題
門川紳一郎 「盲ろう者」-現状問題の整理と当事者運動の行方
林 智樹  重複聴覚障害者の生活ニーズと福祉援助
藤野 高明 手と光を失って
中西喜久司 ストーキー博士のご逝去を悼んで
宮本 一郎 韓国手話の収録調査について(下)
●新連載
小嶋 栄子 手話通訳者のための日本語学
   -手話通訳士試験を考える- 第1回
●連載
小林 昌之 アジアのろう者事情 5
大杉 豊  手話による生活記録 3
高井 恵美 ろう教育リレーエッセイ 4
土谷 道子 日米手話あれこれ 18
高田 英一 手話の秘密 3
鳥越 隆士 スウェーデンで考えたこと 2
中川 綾  あや先生のろう学校訪問記 2
1999
09月
33 韓国 「スウェーデンで考えたこと 1」
(鳥越隆士さん)

「手話のための言語学の常識(最終回)」
特集 韓国のろう者と手話
外国手話研究部と韓国訪問
加藤三保子・本名信行 韓国における手話の地位と役割
小林 昌之 韓国の新・障碍人福祉法と障害者雇用
土谷 道子 韓国聾唖人協会の組織活動と手話通訳制度
宮本 一郎 韓国手話の収録調査について(上)
石沢春彦・平井美津子 韓国現地調査で収集した資料
高田 英一 韓国のろう者
平井美津子 未知の韓国
●特別寄稿
張 鎮碩  韓国のろうあ者の権利と福祉の発達−1990年代を中心に−
中村かれん 日米のろう運動─ 比較研究の視点から─
指田 忠司 日本における障害者雇用の動向
 -視覚障害者の状況を中心として-
●連載
鳥越 隆士 スウェーデンで考えたこと 1
鈴木 康之 手話のための言語学の常識
大杉 豊  手話による生活記録 2
堀谷 留美 ろう教育リレーエッセイ 3
土谷 道子 日米手話あれこれ 17
高田 英一 手話の秘密 2
1999

11年
06月
32 続・文法 「実感的手話文法論5」
(最終回)
「手話のための言語学の常識 10」


「聴覚障害者のインテグレーションと大学教育-大学における情報保障を左右する諸要因-」
(永井紀世彦さん)
特集 続・文法を考え
松本 晶行 実感的手話文法論5
鈴木 康之 手話のための言語学の常識 10
●寄稿
永井紀世彦 聴覚障害者のインテグレーションと大学教育 -大学における情報保障を左右する諸要因-
●新連載
大杉  豊 手話による生活記録 1
高田 英一 手話の秘密 1
中川  綾 あや先生のろう学校訪問記 1
●連載
三谷礼次郎 ろう教育リレーエッセイ 2
小林 昌之 アジアのろう者事情 4
土谷 道子 日米手話あれこれ 16
三谷礼次郎 書評『聴覚障害者の心理臨床』
1999

11年
03月
31 文法 「手話通訳養成 ろう者講師に求められる役割と条件」
(大杉豊さん)

「デンマークの手話事情(最終回)」

「手話のための言語学の常識 9」
特集 文法を考える 
てい談「手話と日本語の文法をめぐって」
鈴木康之・松本晶行・高田英一
●寄稿
九鬼 伸夫 医師法の障害者欠格条項について
大杉 豊  手話通訳養成 ろう者講師に求められる役割と条件
土谷 道子 書評『アメリカ手話手形辞典』
●新連載
遠藤 勝  ろう教育リレーエッセイ 1
●連載
加藤三保子 デンマークの手話事情(最終回)
鈴木 康之 手話のための言語学の常識 9
土谷 道子 日米手話あれこれ 15
高田 英一 『日本語・手話辞典』をめぐって 8
小林 昌之 アジアのろう者事情 3
1998

10年12月
30 重複障害 「実感的手話文法論・試論4」

「手話のための言語学の常識8」
渡辺 修  聴覚障害者と刑事裁判の限界
●特集 重複障害
特集にあたって
細野 浩一 ろう重複障害者の社会的、人間的復権をめざす基本課題
西川 満  重度・重複障害者に対する今日的課題
●寄稿
聴者の手話の世界-アポリジニの手話の本を訳して-
●連載
松本 晶行 実感的手話文法論・試論4
伊東 雋祐 藤井東洋男小論(下)
小林 昌之 アジアのろう者事情2(タイ編)
鈴木 康之 手話のための言語学の常識8
(日本語の動詞のモクロミ・連体形・分詞形)
高田 英一 『日本語-手話辞典』をめぐって(その7)
土谷 道子 日米手話あれこれ14
29 (持ってない。2001年4月当時すでに在庫切れでした。)
1998

10年
06月
28 なし 「実感的手話文法論・試論(III)」

「デンマークの手話事情(第1回)」(加藤三保子さん)

「手話のための言語学の常識(第6回)」
手話に関するFAQ
松本 晶行 実感的手話文法論・試論(III)
金 七官  韓国の聾教育と手話-聾学校教育課程の変遷を中心に-
マリー・フラハティー 漢字は単なる「絵」で、手話は「ジェスチャー」にすぎないのでしょうか
坂本 幸  手話教育実践の意義
伊東 雋祐 藤井東洋男小論
加藤三保子 デンマークの手話事情(第1回)
      デンマークにおけるろう教育の歴史
鈴木 康之 手話のための言語学の常識(第6回)  −日本語の動詞とボイス
佐久間紀久子 サウジアラビアの特殊教育事情
高田 英一 『日本語-手話辞典』をめぐって(その5)
西田 功  「まぐろ」「たまご」「お好み焼き」などの手話
土谷 道子 日米手話あれこれ(第12回)
1998

10年
03月
27 ろう教育 「手話のための言語学の常識 5 小畑 修一 歴史に学ぶ−聾学校教育と手話-
鷲尾 純一 聴覚障害教育における課題と展望 −聾学校に期待されるもの−
都築 繁幸 発達臨床的観点に基づく聴覚障害児の−コミュニケーション指導類型論の試案
田中 美郷 聴覚活用と手話の社会的認知
小田 侯朗 手話の言語力評価法について−聾学校全国調査より−
鳥越 隆士 聴覚障害児の心の成長とアイデンティティをめぐって
乾  政司 聾教育に思う
浜野 研三 人工内耳問題考−生命倫理からの一つの視点-
佐倉  統 言語・思考・社会
中村かれん アメリカ言語人類学会手話分科会報告
大杉 豊/テッド・スパラ 日本手話における性別手型の構造分析
●連載
鈴木 康之 手話のための言語学の常識 5
高田 英一 『日本語−手話辞典』をめぐって(その四)
土谷 道子 日米手話のあれこれ 11
沢田勝之氏と語る(第2回) 聞き手/伊藤 政雄
26 (持ってない)
1997

09年
10月
25 なし 「実感的手話文法論・試論(II)」

「手話のための言語学の常識 3」
安藤 豊喜 手話研究体制の充実をめざして
●連載
松本 晶行 実感的手話文法論・試論(II)
鈴木 康之 手話のための言語学の常識 3
  −ことばを理解するということ-
高田 英一 『日本語−手話辞典』をめぐって(その二)
土谷 道子 日米手話のあれこれ 9
 <追う><競技(競争)する><お手上げ><降参><家庭><宴会><盗む><腰掛ける><着席する><椅子><寒い><冬>
●資料紹介
長瀬  修 「スロバキア共和國の手話立法」
●新連載
沢田勝之氏と語る(第1回) 聞き手/伊藤 政雄
1997

09年
07月
24 なし 「実感的手話文法論・試論(I)」(松本晶行さん)
の連載がスタート。後に単行本化されました。

「手話のための言語学の常識 2」(鈴木康之さん)
こちらも2001年7月に単行本化されました。
小田 侯朗 聾教育雑感
●新連載
松本 晶行 実感的手話文法論・試論(I)
高田 英一 『日本語−手話辞典』をめぐって(その一)
●連載
鈴木 康之 言語であることの意味−手話のための言語学の常識 2-
堀 登喜雄 リレー随想−手話の変遷『手話との出会い、そして……。』
土谷 道子 日米手話のあれこれ 8
 <注意する><選ぶ><選択(する)><申し出る><閉める><閉じる><強い><力強い><きれいな><本><雑誌>
●資料紹介
長瀬  修 「差異・平等・障害者:障害者の権利と文化」

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