活字情報

積読くずし1

タイトル 月刊ボランティアNo347(7・8月合併号)
今号の主な内容  特集;知的障害をもつ人とのパートナーシップ
     ピープルファーストをめざすそれぞれの仲間たち
 この人に;堀内正美さん(俳優)
発行機関 大阪ボランティア協会
 電話06−6357−5741
 FAX06−6358−2892
 E−Mail JDM01157@nifty.ne.jp
 郵便振替 00930−8−40608
ジャンル ボランティア
発行サイクル 月刊(今月は合併号だけど)
読了日 1999年7月22日(木)
購読料 年間2000円

おすすめポイント

 「ボランティア」をめぐる様々な議論や考え方を学ぶには一番の情報源。
 例えば、今号の「V時評」のコーナーでは、「「サービス」と「ボランティア」の間」と題して<英語圏ではコミュニティの成員の義務としての「サービス」とあくまでも自発的な「ボランティア」をキチンと区別して使っているのに、日本ではこれを同じものと誤解している>という問題について論じている。
 また、NPO問題についての情報も豊富に用意されており、読むたびに「たましろの郷支援活動もいつかNPO団体として組織的な基盤を整備できれば良いのだが」と考えさせられる。
 そのほか、毎号の特集が知見を広める上でたいへん参考になるばかりでなく、書籍やインターネット情報まで、わずか30数ページの冊子に情報満載の「月V」である。
 東京ではなかなか目にすることができないが、一度定期購読して見る価値は十分にある。

<今号の読みどころ>

V時評
「サービス」と「ボランティア」の間

−略(上記おすすめポイントをご覧ください)−


特集
知的障害をもつ人とのパートナーシップ
ピープファーストを目指すそれぞれの仲間たち

かたつむりの仲間たちの中にも重複の障害として知的障害をもつ仲間が多くいる。
「自分で選び、自分で決める」ことの大切さが紹介されている。
また、アメリカのピープルファーストの団体「オレゴン・セーラム」のウェブページも紹介されている。アドレスは、
http://www.open.org/~people1/people1.htm
イギリスの「ノーサンプトン・ピープルファースト」のウェブページは、
http://www.peoplefirst.org.uk/


NPO経営の成功事例
「この藁をつかめ!」その10(最終回)
NPO力を高める支援機能の向上へ


現場は語る
依頼者が見せる「弱視者」の今…


私の本棚
企画書を書く時、ぜひ読んでおきたい本
「アイデアのつくり方」ジェームス・W・ヤング(TBSブリタニカ)
「明日を支配するもの」P・F・ドラッカー(ダイヤモンド社)
「フィランソロピーの思想−NPOとボランティア」今田忠・林雄二郎(日本経済評論社)
「企画書100事例集」高橋憲行(オーエス出版社)


NEWSぱらぼら
1.ボランティア活動に対する政府の支援策、推進策から見えるもの
  図;99年度各省庁別ボランティア推進施策予算の比較

2.ボランティア国際年に向けて始動!−2001年はもうすぐ…

3.BOOKS
  「公的介護保険への経営戦略−21世紀の施設・社協のあり方を求めて」三浦文夫(中央法規出版)2500円
  雑誌「NPOマネジメント」創刊(年間購読料5000円)


行け行け!市民のウェブ工房
http://www.shaplaneer.org/
シャプラニール=市民による海外協力の会


この人に 俳優 堀内正美さん

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