ろう教育のページ<2>
1.手話絵本「ゆび一本からはじめる手話」の製作を通じて
(2)基本コンセプト
いろんな本屋で子ども向け「手話の本」を眺めたりしたけど、これだっていう本が見つからない。(^_^;)
そこでインターネットで「聞こえない子供」で検索。
出ました!
「聞こえない子をもつ親のページ」
・・・ここで得られた情報が、聞こえない子供にとって少しでも役立つことを願って作りました。
ああ、僕が探していたコンセプトが見つかった!って思った。
「ゆび一本で・・」の本は、確かに楽しい絵本だったけれど、次に僕が、子どもたちに何かメッセージを発するとしたら、<聞こえない子どもたちが、より楽しく、中身のいっぱい詰まった子ども時代を送れる>ような、そんな企画をやってみたい。
手話の絵本を読む子どもたちの大半は「聞こえる子ども」かもしれないけれど、主人公は「聞こえない子ども」にしたいと思う。
だって、「手話」は「聞こえない子どもたちのもの」なのだから。
・・・でも、ホントは「手話」はまだ「聞こえない子どもたちのもの」になってないのも事実。このテーマについては、別の機会に書きたいと思う。