イベント報告
145名の方にご協力いただき、大成功! ありがとうございました。 |
今回、2500円のチャリティ・シートを買ってくださった方は、145名。総額で36万4千円が、花於里吟八重さんより「たましろの郷」後援会に寄付されます。
たましろの郷資金プロジェクト第1回目のイベントは、大成功に終わりました。
ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
手話振りとは、「歌謡曲やニューミュージックに、手話を取り入れて日舞(にちぶ;日本舞踊)的に踊るもの」(花於里流紹介パンフより)です。
私も今回初めて拝見しました。
その手話振りの創始者で花於里(はなおり)流・花於里吟八重(はなおり・ぎんやえ)家元主催の花於里流15周年舞踊公演「道ひとすじ」に、たましろの郷支援のためのチャリティ・シートを設けていただいたのが、今回の資金プロジェクト企画です。
ナレーションには手話通訳と要約筆記が付けられ、全曲の歌詞もスクリーンに映し出されました。また、磁気ループも設置され(初めて磁気ループの設置を手伝いました)、大勢の聴覚障害者の皆さんにもお楽しみいただけたのではないかと思います。
なんせ、準備期間が短くて、8月4日のプロジェクト委員会では、チケットの現物が、一部まだ出来上がっておらず、実質3週間足らずで、チケットを売りさばいたことになります。
私も、チケットのPRは、8月17日(火)と24日(火)の2回、世田谷の手話サークルたんぽぽでお願いするのが精一杯でしたが、それでも6名の方にご協力いただくことができました。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
今回の企画は、日本舞踊ということもあり、女性パワー全開でした。実行委員長の安田さん(目黒)を始めとして、運搬から受付・販売・会場案内・手話通訳・OHP要約筆記と8割以上を女性スタッフが占め、スムーズにイベントが進行しました。皆様本当にお疲れ様でした。
イベントそのものは、花於里吟八重さん側の企画で、かつ経費の全てを負担してくださっています。そして、受付スタッフ等の手配とチャリティ・チケットの宣伝・販売をたましろ資金プロジェクトが負うという、新しい形の企画だったと思います。なかなか面白い企画形態だと感じました。
イベントそのものはプロが企画しているという点が、これまでとの大きな違いです。お金をいただく以上、それに相応しい内容を用意するという意味で、これまでの企画は「善意に頼って、内容は二の次」的なところもあったと思いますので、たいへん良かったのではないかと思いました。
当然、イベント内容が聴覚障害者に配慮されたものでなければなりませんから、チケットが売れれば何でもいい、という訳にはいきませんが、今後のたましろ資金プロジェクトのあり方を考えていく上でたいへん貴重な体験をさせて頂いたと思いました。
どなたかご自分のイベント(聴覚障害者でも楽しめるビジュアルなものがグッド!)に、プラス・たましろチャリティやってくださいませんか? ご連絡お待ちしています。