イベント報告

第18回あしながPウォーク10in水戸

2000年5月14日(日)
コース;水戸(県民文化センター⇒柳堤橋⇒旧弘道館⇒水戸芸術館⇒偕楽園)
参加者数;52名
主催;あしながPウォーク10実行委員会

 久しぶりにPウォークに参加できた。
 今回のPウォークは、特に「自死遺児支援」をメインテーマに取り組まれた。

 「どんなに貧しくても、お父さんに生きていて欲しかった。一緒にお酒を飲んで、いろいろな話しがしたかった。どんなお父さんにも死んでもらいたくないんです。」
 飲食店を経営していたお父さんが、ビルから飛び降り自殺したのはDくんが中学2年の時だ。遺書はない・・・
 98年の自殺者は、前年比35%増の3万2千人を超え、過去最高を記録。不況・リストラ・過労・ストレスで働き盛りの男性の自死(自殺)が急増しています。
 自死遺児数は、前年比3割増の約1万2千人で、交通遺児の4倍にものぼることが判明!(Pウォーク案内はがきより)

 千波湖畔にある茨城県民文化センター前に集合したのが、朝9時半。それから開会式があって、10時に横断幕を先頭に出発。最初は結構調子よかったんだけど、3キロ過ぎからもうへばり気味。
 5キロ地点の水戸芸術館など、見所も一杯のなかなか素敵なコースでしたが、なんせバテてまして、腹も減って、日焼けで顔も真っ赤になるし・・・
 でも、やっぱカンパで済ますんじゃなくて、現地に行って「歩く」ことって、ホント楽しいです。ただ歩くだけのボランティアですが、もっともっと大勢の方が参加していただければいいなと思います。

<あしながPウォークとは>
 遺児学生を中心とした「あしながPウォーク実行委員会」が(*1)主催して全国的に行うボランティアウォーク(歩くこと)です。PウォークのP はフィランソロフィー(Philanthoropy)のPで一般的には「市民や企業の社会貢献活動」といわれていますが、実行委員会では「やさしい人間愛」と意訳しております。市民や企業が汗(ボランティア)とお金(寄付)を出し合い、(*2)(*3)災害遺児・病気遺児奨学金を集めます。
 彼らに進学の夢をかなえさせることを目的として、 毎年春(5月)と秋(11月)に全国各地で開催しています。
各コース距離約10Kmです。毎年、お年寄りからお子様連れの家族まで 幅広い方々に参加して頂いております。
 参加費500円を当日(*4)朝9:30分に集合場所でお支払い頂くだけで、事前の手続きは一切必要ありません。
注釈
(*1)「あしなが育英会」は協力団体です。
(*2)「交通遺児育英会」への寄付は行なっておりません。
(*3)寄付金は「あしなが育英会」へ全額寄付しています。
(*4)コースにより受付時間が若干異なります。

 参加した高校生が、報告してたけど「普段なかなか『親がいる』ってことそのものを考えたりしないけど、今日はそのきっかけになって良かった。

「なかなか楽しいコースでした。秋は、つくばコースに参加したいなぁ〜」

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