ひの手話サークル資料館

ひの手話サークルも創立30周年を迎え、2003年(平成15年)11月30日(日)その記念パーティにお招きいただきました。

昔の写真を映しだしたスクリーンの前で「思い出話」をしているのが僕です。

これを機会に僕も手元にずっと保管してあった「ひの手話サークル」関係の資料を処分しようと思います。

中には貴重な資料もあると思うので、それらは適宜この「せたつむり」上に載せて残しておこうと思います。

とりあえず、1冊目のノートから…

<第1冊;1981年(昭和56年)4月〜11月18日>

この頃、定例会は中央線豊田駅近くの市立図書館2階で、運営委員会は日野社会教育センターで行われていました。

毎週、天野さんが「行事予定表」を作ってきてくれていました。

毎月第1金曜日?の夜に「手話通訳学習」があったり、「都サ連実行委員会」「都サ連全体集会」なんて日程もありますね。手話講習会の事務局会議や運営委員会など打合せだらけ。下の役員一覧には懐かしい名前が並んでいます。僕は2月に入ったばかりなのに、もう「役員」でした。

手話サークルの活動を始めた約23年前のノートの最初の数ページを開いただけで、すでに「手話サークル活動の基本」を再発見しました。

【サークル活動の基本原則1】サークルメンバーへの活動予定の明示

・この天野さんの日程メモ、サークルメンバー全員に毎週配られていました。すごいことです。運営の様子が一目で分かるし、「次の活動」を常にメンバー一人一人が意識しながら例会に参加できるのです。

【サークル活動の基本原則2】新しい会員の運営活動への積極的勧誘

・アットホームなサークルでした。僕は東京へ出てきて2年目で、大学生活にも行き詰まりを感じていたこともありましたが、「とりあえず言われるままに役員になってみた」状態でした。でも、五十嵐さんをはじめとした役員の皆さんの熱意ある運営活動を目の当たりにして、サークル活動を自分のものとして積極的に参加する姿勢に僕を変えてくれた気がします。そしてそれが結果的に「僕の人生も変えちゃった」って言ったら大げさですが、23年後の今に続く活動の「最初の一歩」になったのです。

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