<平成14年度茨城県登録手話通訳者認定審査会 一次試験直前対策>
…を頑張ろうと思っていたのですが、結局明日の通訳者研修会の準備に手こずって何もできませんでした。
取りあえず、今時点で思い付く<予想されてる出題テーマについて>考えてみた。
以下には<テーマ>しか書いてないので、実際に受験される方には何の役にも立ちません。
■そもそも県の登録手話通訳者「認定審査」に求められる項目とは何だろうか?
そのためには手話通訳者の「能力」とは何かが明らかになっていなければならない。
今回は一次試験であるので、ペーパー試験で「認定審査」の可能な、手話通訳者としての「能力」「資質」とは、何かを考えてみる。
■例えば、昨年10月5日に行われた「平成14年度要約筆記奉仕員認定審査会」の試験問題は、
問1.聴覚障害の特徴について
問2.難聴に伴う二次障害について
問3.感音声難聴の特徴及び発生部位について
問4.補聴器に関して
だった。
問5以降があったのか「やすらぎ新聞」だけでは不明だけれど、「手話講習会カリキュラム8項目」のうちの「聴覚障害」の範囲の設問になっている。この4問を見た印象としては「意外に出題範囲が狭い」ということだ。この場合は、それなりに「深く」勉強しないと回答できないように感じた。
■一方、試験要項にあった「日本聴力新聞4月号から12月号」をざっと見て僕が「出題するにふさわしい重要項目」と感じたのは、次の11項目だ。
1.支援費制度
2.連帯保証契約にかかる裁判
3.アジア太平洋障害者の十年最終年「びわこミレニアム」
4.第3種郵便制度
5.障害者の権利条約
6.差別禁止法
7.情報提供施設
8.新生児聴覚検査
9.手話通訳等支援事業実施要綱(案)
10.ろう児の人権宣言「バイリンガル・バイカルチャルろう教育研究所」
11.特別支援教育
■このうち僕が特に今年度重要な出来事だと感じたのが、
1.支援費制度
3.アジア太平洋障害者の十年最終年関連イベント
7.情報提供施設(茨城も10月から認可)
の3つだ。
11.の特別支援教育も大変重要なテーマだが、「中間まとめ」が発表されたのが去年の10月で3月に向けて最終とりまとめがなされるので、試験に出題されるのは来年になるのではないだろうか?
■そのほかで出題範囲とされているのは、次の二つのテキストの講義部分だ。
手話通訳者養成講座(応用課程)
・手話通訳の理念と仕事1
・ことばのしくみ
・手話通訳者の健康管理
手話通訳者養成講座(実践課程)
・手話通訳の理念と仕事2
・手話通訳者登録制度の概要
・聴覚障害児の言語発達
…いずれにしてもこりゃ一夜漬けでは合格しまへんな(^_^;)
■来年は全国共通の試験になるかもしれないということで、一次試験対策もマジで考えないとヤバイ状況になりそうです。手話通訳者のレベルアップにはいいことなんですけどね。